子育て 11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」期間です

本紙P14に関連

子育ては、思いもよらないことの連続です。
泣き続ける、食べこぼす…気持ちに余裕があれば仕方がないと思えることも、イライラの種になってしまいます。そうすると、怒鳴ってしまったり、つい手がでてしまったり…実際、子育て相談でもこのようなお悩みが多く寄せられます。

■体罰や暴言により、こんな影響が…
子育てにおいて、しつけと称して、叩いたり怒鳴ったりすることは、子どもの成長の助けにならないばかりか、子どもの脳の発達に深刻な影響を及ぼすことが分かっています。
・厳しい体罰で前頭前野が萎縮
・暴言で聴覚野が変形
参考:こども家庭庁「子どもを健やかに育むために~愛の鞭ゼロ作戦~」内画像(提供…福井大学友田明美教授)

■しつけとは、子どもの人格や才能等を伸ばし、自立した社会生活を送れるようにサポートしていくことです。
体罰等によらない子育てのために…

▽子どもの望ましくない行動を批判するのではなく、望ましい行動を伝えてみましょう。
×「走らない」
○「歩こうね」
×「うるさい!」
○「静かにしようね」

▽否定しないで、子どもが選べるように複数の選択肢を提示してみるのもひとつの方法です。
例:座ってほしいときに座ってくれない など
「床か、椅子か、どちらかに座ってね。」

▽保護者自身がクールダウンを。
・深呼吸する
・その場を離れる
・窓を開けて風にあたる

■一人で悩まずご相談ください
子育てに悩んだ時は、保育士や家庭児童相談員がお話を伺います。
子ども虐待防止オレンジリボン運動

問合せ:保健福祉課(子育て支援室)2階20番
【電話】6464-9887【FAX】6462-4854