- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府大阪市東成区
- 広報紙名 : ひがしなりだより 令和7年12月号
■特殊詐欺・SNS型投資・ロマンス詐欺などに要注意
◆最近多い手口は、
◇1 通信会社等を装い電話をした後で、
「2時間後に通話が止まります」
「あなた名義の携帯電話が使用されています」など
◇2 警察官を装い電話を掛けてくる
「他人に言ってはいけません、言えばあなたは逮捕されます」
「調査が終われば返金します」など
◇3 お金を振り込ませる
金融機関の窓口で、お金の使用用途を聞かれれば「塗装工事費用です」、「リフォーム代です」等と言うように指示されます。
◆代表的な手口は、
◇オレオレ詐欺
息子(娘)を名乗り電話をかけトラブルに巻き込まれたように演じてお金をだまし取る手口
「夫のいる女性を妊娠させてしまい、女性の夫に訴えられて示談金が必要で…」など
◇還付金詐欺
役所等の職員を装い医療費の還付手続きしていると思わせ、駅前やスーパーの無人ATMで犯人の口座にお金を振り込ませる手口
「医療費(保険料)の払い戻しの通知をお送りしたのですが、お手続きがまだでしたの連絡いたしました。」など
◇架空料金請求詐欺
有料サイトの未払い料金等についてメールやSNSで知らせ、お金をだまし取る手口
「未払いの料金があります。今日中に払わなければ裁判になります。」など
◇預貯金詐欺
警察官等を装い暗証番号を聞き出し、通帳やキャッシュカードをだまし取り、お金を引き出す手口
「捕まえた詐欺の犯人があなたの名義のクレジットカードを持っていました。」など
◇SNS型投資詐欺
架空の投資を継続させ、投資金名目やその利益の出金手数料等と偽り、金銭等をだまし取る手口
「この投資アプリで投資すれば絶対に利益が得られるよ。」など
◇SNS型ロマンス詐欺
SNS等で知り合った相手から交際の継続等を前提とした各種名目で、金銭等をだまし取る手口
「ふたりの将来のために一緒に事業をしましょう。」など
■被害にあわないようにするために
1 常時留守番電話の利用、ナンバーディスプレイ機能を活用し、知らない人からの電話や非通知の電話は無視する。
2 おかしいと思えばすぐに電話を切断する。
3 すぐに振り込まない。一人で振り込まない。
4 身に覚えがない、はっきりしない請求には応じない。
5 うまい儲け話に乗らない。
6 一人で悩まずに、家族や最寄りの警察に相談をする。
7 生活に支障がなければ、自動着信拒否や自動録音など防犯機能付電話の利用や、電話番号の変更を考える。
◆+(プラス)1や+(プラス)44などから始まる国際電話番号から特殊詐欺に関する電話に要注意
国際電話不取扱受付センター
【フリーダイヤル】120-210-364(通話料無料)
オペレータ案内 平日9時~17時
自動音声案内 平日、土日祝24時間
※「+」以降の数字は国番号 (例)+(プラス)1 アメリカ、+(プラス)91 インド等
固定電話の場合、上記コールセンターに申し込むと海外からの電話を無償で休止することができます。
大阪市では、市内在住の65歳以上の方および世帯を対象に、固定電話に設置することで、通話内容を録音する自動通話録音機を無償で貸与しています。詳しくは区役所防犯担当(【電話】6977-9734)にお問合せください。
発するニセ警察詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺被害や、社会問題となっている闇バイトへの加担を防止するため、気軽に手口を学ぶことができる仮想体験ツールを大阪府警察が香川大学サイバーセキュリティセンターの協力のもと制作しました。
