- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府池田市
- 広報紙名 : 広報いけだ 2025年6月号
「『だったらいいな』を叶えるいけだ」をキャッチフレーズとして5年度からスタートした「第7次池田市総合計画」では計16の施策を推進しています。その施策の中から毎号1つ取り上げ紹介します。総合計画をもっと知って、あなたも一緒にまちづくりに参加しませんか?
■今月紹介する施策は…学校教育の充実
◆9年度までにめざす姿
小中一貫の教育システム・教育内容が充実しており、地域に見守られた安全・快適な学校で、児童・生徒が自らの個性や能力を伸ばし、可能性を広げながら成長している。
◆教育部 教育政策課
梶田指導主事が紹介します
当課では、6年度にスタートした第2次池田市教育振興基本計画に基づき教育に関する施策の企画・立案を行い、小中一貫教育、支援教育、幼児教育のほか、教師をめざす方向けのセミナーや実習を行う「ふくまる教志塾」などの業務を進めています。
その中で、私は支援教育を担当しています。
◇一人一人に寄り添う支援教育
本市では、「ともに学び、ともに育つ」という府の理念の下、支援教育を進めています。
教職員研修の企画や担当者との協議、市内の支援体制を構築することで、障がいの有無に関わらず、全ての子どもが互いを尊重し、高め合えるように支援しています。
支援教育においては、障がいのある幼児・児童・生徒の自立や社会参加に向けて、主体的な取り組みを支援するという視点が欠かせません。一人一人の教育ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するために、適切な指導および必要な支援を行うことが大切です。
さらに、支援教育は、障がいのある幼児・児童・生徒への教育にとどまらず、障がいの有無やその他の個々の違いを認識しつつ、それぞれが生き生きと活躍できる共生社会形成の基礎となるものであり、池田の現在および未来にとって重要な意味を持っています。
◇つながりのある教育を
本市では、平成26年度から小中一貫教育を本格的に実施し、全ての中学校区を1つの学園として定めています。その中で、義務教育9年間で育ってほしい子どもたちの姿を共有し、学びの連続性を意識した特色ある教育活動を進めてきました。
さらに、就学前教育とのつながりを重視し、幼小接続研修や交流会など、幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校の教職員が、池田で育つ子どもたちの未来を考え、つながりのある教育を続けています。地域とともにある学校づくりを一層推進していくために、9年度までに市内全ての学校をコミュニティ・スクールへ移行する方向で体制整備を進めています。学校内外を問わず子どもたちが学び、自分たちの地域への愛着や交流が深められる教育活動をめざしています。
◇市民の皆さんへ
これからも「学ぶ喜び」を柱とした学習者主体の教育観を池田全体で共有し、一人一人の個性や可能性を生かし、伸ばす教育を進めていきます。
学校・家庭・地域が協働して子どもたちのWell-beingを創り出せるようご協力をお願いします。
総合計画の全体版は市ホームページでご覧いただけます。
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問合せ:政策企画課
【電話】754・6213
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