- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府泉大津市
- 広報紙名 : 広報いずみおおつ 令和7年11月号
■ごみ袋代から積み立てられる基金の収支
皆さんが毎日使っている「指定ごみ袋」。その収益の一部を、環境を守るさまざまな事業に活用しています。市では、この収益を「地域環境基金」として積み立て、ごみ減量や環境学習、脱炭素社会の実現につながる取り組みを進めています。
令和6年度は約1,131万円を積み立て、基金残高はおよそ1億2,000万円となりました。
[市民が購入]⇒[ごみ袋代の収入]⇒[地域環境基金]⇒[さまざまな環境事業へ]
■こんな事業に使われています
令和6年度は、16の事業を実施しました。その一部を紹介します。
○暮らしに関する助成
・ゼロカーボンシティに向けた補助:省エネ効果の高いエアコンや冷蔵庫の購入費の一部を補助
・幼児2人同乗用自転車の活用促進:二酸化炭素を排出しないやさしい移動を応援
・生ごみ処理機の購入補助:生ごみを出す量を減らすため、機器の購入費の一部を補助
○みんなで広げる緑とエコ
緑のカーテン推進:ゴーヤ苗を配布し、夏の節電と緑のある景観づくり
食品ロス削減推進:もったいないを減らして、地球にも家計にもやさしく
記念樹交付事業:新築時や出産時など、人生の節目に木を植えて街に緑を増やす
○子どもへの教育
出前講座:市内の幼稚園・保育所・こども園に講師を派遣し、環境に関する講座を実施
自然体験学習:市内の小学生を対象に、和歌山県日高川町で自然環境を通じた体験やSDGsに関する学習会を実施
■数字で見る基金
令和6年度積立額:約1,131万円
基金残高(令和6年度末時点):約1億2,060万円
◆あなたの声が事業をつくります
ごみ減量・環境学習、脱炭素社会の実現に向けて「こんなことに使ってほしい」「こんな環境イベントがあったらいいな」などのアイデアを随時募集しています。お気軽に環境課までお寄せください。
問合せ:環境課
