- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府貝塚市
- 広報紙名 : 広報かいづか 令和8年2月号
■みんな違うから優しくなれる それぞれの違いを大切に
昨年11月、東京で「デフリンピック(きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック)」が開催されました。デフリンピックでは、スタートの合図に音ではなく光を使うなど、競技者が安心して力を発揮できるよう、視覚的な工夫が数多く取り入れられています。こうした工夫(配慮)は、特別なものではなく、社会の中にある“多様性”に寄り添ったものの一つです。
私たちの暮らすまちにも、さまざまな特性や背景を持つ人がいます。多様性には、体の特性だけでなく、文化的背景や性のあり方など、外からは見えにくい“心の違い”も含まれます。障害の有無・文化の違い・性別や性的指向・性自認など、一人ひとりの違いを尊重する姿勢が、暮らしやすい社会へつながります。
◯聴覚障害・発達障害のある人の割合
見えない障害は、外見からは分かりにくく、気づかれにくいことがあります。
聴覚障害:約10%(出典:広報誌『厚生労働』2024年10月号)
発達障害:約8.8%[出典:文部科学省(2022年)]
◯貝塚市の外国人住民の割合
貝塚市では、さまざまな国や文化的背景をもつ外国籍の方も、地域の中で共に暮らしています。
貝塚市における外国人住民の割合:2.8%(令和7年12月末貝塚市住民基本台帳人口より)
◎貝塚市における外国人住民の推移
令和1年:1,095人
令和2年:1,093人
令和3年:1,053人
令和4年:1,296人
令和5年:1,612人
令和6年:1,835人
◯LGBTQ+の人の割合
調査機関・調査方法によってデータに差はありますが、現在では約10%と推測されています。
L:女性の同性愛者
G:男性の同性愛者
B:両性愛者
T:出生時の身体の性別と性自認が異なる人
Q:性のあり方を既存の枠に当てはめない立場
+:それ以外の多様な性的マイノリティ
大阪市無作為抽出調査(2019年):約8.2%
電通ダイバーシティ・ラボ(2023年):約9.7%
LGBT総合研究所(2019年):約10.0%
◯日常の中で意識したいこと
日常生活の中には、車いすや白杖などの「見える違い」と聴覚障害や発達障害、文化の違い、性や性別に関する悩みなどの「見えない違い」があります。
こうしたさまざまな違いに気づき、意識することが、日常の中でできる配慮の第一歩です。
《気にかける》
・障害には、見えにくい特性もあることを意識する
・国や地域によって、文化や習慣が異なることを意識する
・性別で役割を決めつけない
《心がける》
・相手にとって分かりやすい言葉を使う
・困っている人がいれば「何かお手伝いできますか?」と声をかける
・不適切な言い方があったときは「その言い方はよくない」と伝える
《関わってみる》
・書籍やイベントなどから、多様性について知る
・多様性で気になることを身近な人と話してみる
・レインボーグッズを身につけ、LGBTQ+の方を応援してみる
◯貝塚市の取組み
LGBTQ+に関するセミナーを開催し、男女共同参画推進研究会が作成したALLY(アライ)バッジを受講者に配布するなど啓発に努めています。
《ALLY(アライ)バッジ》
LGBTQ+の方への理解と支援の意思を示すもので、職員や市民が身につけることでALLYの輪が広がっていきます。
多様な違いを認め合い、人にやさしいまちへ
問合せ:人権政策課
【電話】072-433-7160
