くらし 【特集】やりくり上手が自慢です!?寝屋川市の「お金の話」
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- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府寝屋川市
- 広報紙名 : 広報ねやがわ 令和7年12月号
「選ばれるまち」の実現に向けていろいろな取り組みを進めている寝屋川市。今回は市のお金の状況についてお知らせします。市のやりくりってどんな感じなの?将来に向けて貯金してるの?などの疑問にお答えします。
■令和元年度からの市の主な取り組み
・「第2子以降の保育料」と「中学校給食」2つの無償化
・小中一貫校「市立望が丘小・中学校」開校!
・新中央図書館オープン!開館から3年で利用者100万人!
・「市サービスゲート」オープン!新しい時代の市役所
・市駅西側のバス通りの拡幅!(対馬江大利線)
・寝屋川公園駅と第二京阪道路を結ぶ道路が開通!(寝屋川公園駅前線)
・バス路線を市が維持!(ねやBUS)
・水道基本料金を無料に!物価高の時代に少しでも家計の足しに
・メディア大注目!コロナ禍で市独自の事業!「オンライン授業」「配食サービス」「デリバリー型PCR検査」
これだけの整備や事業を行って…市の財政は大丈夫?
■市の財政を年収300万円の家計で例えると…
※令和6年度の決算額を用いて算出
収入:給与300万円
支出:食費、医療費、ローン返済、生活品購入など267万9千円
支出の割合は89.3%
収入と支出の差 自由に使えるお金が32万1千円
つまり…余裕度が高い!
[Point!]
収入と支出の比率を「経常収支比率」と言います。税などの恒常的な収入が、人件費や福祉・医療などの経常的な経費にどのくらい使われているかを示す割合です。
つまり、この比率が高すぎると、新たなサービスを行うことやニーズに対応することが財政的に難しくなります。
※「経常収支比率」は財政の弾力性を示す指標として、全国の財政状況の比率に用いられます。
財政の余裕度(経常収支比率):89.3%
大阪府内第1位(政令指定都市を除く全31市中)
しかも3年連続
■府内の他の市と比較すると…
◇自由に使えるお金のイメージ図(府内中核市の令和6年度決算を年収300万円に例えた場合の例)

自由に使えるお金が少ないと、時代の変化への対応やサービス向上のために取り組むお金が少なくなる可能性があります。
■将来のための市のお金の話
◆なぜ将来のためにお金が必要か?
◇寝屋川市はかつて50年前…
15年間で20万人の人口増加があった
「増加率日本一!」
・たくさんの新しい学校や道路・水道管などを整備!
・子育て世代の急増
◇50年経った、いま…
・学校・道路・水道管などが古くなってきた…
・シルバー世代の増加
古い建物や道路、水道管などを新しくするために約1,900億円必要!
寝屋川市はシルバー世代が多く、医療・介護サービスの需要も費用も増えている!
[重要!]
将来に備えるためにも…
子育て世代に住んでもらわなければなりません!
「ナルホド!」
■将来の備えとして…自治体貯金(基金)をしています
◇建物などの改修や災害時のために!
小・中学校を始め建物などの更新・改修や、災害対応など不測の事態の備えとして、基金への積み立てを行っています。

市民一人あたりの基金額も…
大阪府内ランキング上位
(政令指定都市を除く全31市中4位)
■総合的に見て…
寝屋川市の財政は優良と言えます!
「貯金」額もランキング上位!
余裕度ランキング1位!
令和6年度決算状況:実質収支約12億4,900万円(単年度収支約5,000万円)の黒字決算となりました。
令和7年度上半期財政状況:一般会計と5つの特別会計の予算執行状況は、歳入が46.9%、歳出が39.8%です。
詳しくは、本紙11ページを見てください。
問合せ:財政課
【電話】825・2041
