くらし 特集 令和7年度に実施する主な事業・予算 消滅可能性自治体からの脱却に向けて(1)

本質的な改善を目指す「総務経営局」、守りの要かなめ「都市環境安全局」、課題解決と成長を目指す「成長戦略局」、こどもど真ん中「こどもの未来とウェルビーイング推進局」、「個」が活きる多様で高水準な教育を実現する「教育委員会」。
未来思考型・攻守のメリハリを意識した令和7年度に実施する主な事業を紹介します。

■総務経営局
◇市役所窓口のDX推進と生産性向上を実現
~行かない・書かない・待たない窓口を目指して~
1億1,983万円 府内唯一の採択
総務省「自治体フロントヤード改革モデルプロジェクト」の採択を受け、デジタルツールなどを活用した「行かない窓口」「書かない窓口」「待たない窓口」の実現を目的として、「住民の希望に沿った窓口の実現」と「職員の時間を生み出す」ことで生産性向上を図ります。

◇的確な電話対応で市民満足度を向上
~通話録音で、カスハラから職員を守る~
196万3千円
電話対応品質や職員のウェルビーイングを向上させる取り組みとして、録音機能などを有する通話管理システムを導入し、不測の事態に備えるとともに、カスタマーハラスメントから職員を守ります。

◇「みんながハッピーになる」全体最適化システム国の安心クラウドサービス
3億4,160万8千円
令和7年度末までに住民情報システムを国の定める仕様に準拠したシステムへと移行することが義務付けられ、ガバメントクラウド上に構築されたシステムへ移行します。

■都市環境安全局
◇でんきをお得に「つくる・ためる・つかう」を応援する補助制度
5,460万円 南河内初
個人・民間向けの再エネ・省エネ設備導入にかかる補助事業において、個人向け太陽光発電設備と蓄電池の補助上限金額を大幅にアップさせ、でんきの「つくる・ためる・つかう」にかかる経済的負担の軽減を図ります。

◇災害時の通信インフラやプライバシーを確保
~避難所における充実した環境を~
3,975万1千円
災害発生時の通信途絶に対応するため、衛星通信機器を整備し、避難所における通信環境の改善を図ります。また、電源やプライバシーを確保するシェルターなどを整備し避難所における環境改善を図ります。

◇「じこヘルさぽーと」自転車ヘルメット購入費用の補助制度
193万6千円
自転車用ヘルメットの着用を促進し、事故被害の減少と交通安全意識の向上を目的として、18歳までの児童・生徒などと65歳以上の高齢者が購入した自転車用ヘルメットの費用の半額(上限2千円)を補助します。