くらし 消費生活

■不用品の買い取りトラブル
▽事例
「不用品を買い取ります」と電話があり、ちょうど処分したかった洋服があったため来訪を承諾した。翌日事業者が来訪したので用意した洋服を差し出したが、見向きもせず「貴金属はないか」と言われた。「ない」と言っても長時間帰ってくれず、仕方なく指輪を一つ買い取ってもらったが、本当は売る気などなかったので返してほしい。洋服は値が付かず持ち帰ってもらっただけだった。

▽助言
「なんでも買い取る」と言われたから来訪を承諾したのに、売るつもりのなかった貴金属を求められたというトラブルが多く寄せられています。安易に来訪を承諾しないようにし、もし貴金属の売却を迫られたらきっぱりと断りましょう。売却してしまったとしても、8日間のクーリングオフ期間は契約の解除ができますが、物品の引き渡しを拒むこともできるので、期間中は渡さないことも一つの方法です。

■知って役立つ「お金」の講座多重債務に陥らないために
とき：12月18日(木)　午前10時～11時30分
ところ：くらしの相談窓口(そよら古川橋駅前3階)
講師：近畿財務局金融総括課　多重債務相談担当
費用：無料
申込方法：12月1日(月)から電話または申込フォームから申し込み

申込・問合先：消費生活センター
【電話】06-6902-7249