- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府藤井寺市
- 広報紙名 : 広報ふじいでら 令和7年12月号
■決算報告(一般会計)
令和6年度一般会計決算は、財政調整基金(貯金)を取り崩すことなく、2億2,834万円の黒字となりました。


・市税は定額減税による個人市民税の減少などにより、前年度と比べ約1億4千万円減少しました。
・地方交付税は経済対策などの事業に必要な経費として追加交付があり、前年度と比べ約3億円増加しました。
・寄附金はふるさと納税における返礼品の追加などにより、前年度と比べ約9千万円増加しました。
・市債は退職手当債の発行や投資的経費が増加したことから、前年度と比べ約1億3千万円増加しました。
・人件費は職員数や退職手当の増加、会計年度任用職員への勤勉手当の支給が開始されたことにより前年度と比べ約9億7千万円増加しました。
・物件費は自治体情報システムの標準化移行業務の実施等により、前年度と比べ約1億5千万円増加しました。
・扶助費は前年度から約6億2千万円増加しており、そのうち経常的な扶助費である障害福祉サービス費は前年度から約2億8千万円増加し、扶助費全体としては依然として増加傾向にあります。
・投資的経費はアイセルシュラホールの改修や史跡買い上げ事業を実施したことから、前年度と比べ約1億2千万円増加しました。
■財政状況
▽市債残高(借金)
152億9,545万円(前年度比 -8億8,357万円)
市民1人あたり:24万6,669円
▽基金残高(貯金)
37億7,953万円(前年度比 7億4,012万円)
市民1人あたり:6万952円
うち財政調整基金 21億6,847万円

※表・グラフ内の数字はそれぞれの項目で四捨五入しているため、集計が合わないところがあります。
※市民1人あたりとは、令和7年3月31日現在の人口(62,008人)で割った金額です。
※この決算は12月議会で認定を受けようとするものです。
■令和6年度に実施した主な事業
▽乳幼児口腔衛生管理事業 156万円
対象を要フォロー児のみから、1歳6か月児・2歳6か月児・3歳6か月児健診受診のすべての児とし、フッ素塗布と保健指導への助成を行い、幼児期からかかりつけ歯科医をもつことを促しました。
▽学校給食費助成事業 1,934万円
原材料費などの高騰による学校給食費の値上げ分への助成を行うことで、実質的に学校給食費を据え置き、子育て世帯の負担の軽減を図りました。
▽アイセルシュラホール リニューアル事業 1億7,059万円
これまでの生涯学習施設としての機能に加え、新たに観光機能を持たせると共に、世界遺産の価値や魅力を伝えていくためリニューアルを行いました。
▽民間保育施設公募事業 24万円
待機児童の解消を図るため、民間保育施設の公募を実施しました。
▽公園遊具リニューアル事業 977万円
市民や子どもたちが集い、楽しめる場を作るため、丹北小山下大船児童公園の大型遊具をリニューアルしました。
▽まちなみ景観整備事業 7,282万円
道明寺駅周辺において、歴史性や地域性を活かしたまちの魅力アップを図るため、まちなみ景観整備を進めました。
▽市立図書館耐震補強工事に伴う設計業務 642万円
安全確保に向けた耐震補強等工事に伴う設計業務を実施しました。
▽市立市民総合体育館耐震補強工事に伴う設計業務 2,502万円
安全確保に向けた耐震補強等工事に伴う設計業務を実施しました。
問合先:行財政管理課 財政担当(5階(53)番窓口)
【電話】939・1014
