- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府熊取町
- 広報紙名 : 広報くまとり 令和7年12月号 〜第895号〜
■感染症に関連する偏見や差別をなくそう
新型コロナウイルス感染症、エイズ、肝炎等の感染症に関する知識や理解の不足から、日常生活や学校・職場など、社会生活の様々な場面で差別やプライバシー侵害などの人権問題が発生しています。
感染症に関する正しい知識を持ち、正しい情報に基づく冷静な判断が重要であるとの理解を深め、偏見や差別を解消していくことが必要です。
■ひとりで悩まず、まずは相談を ~みんなの人権110番~
『みんなの人権110番』は、いじめ・誹謗中傷・差別や虐待・ハラスメントなど、様々な人権問題について相談を受け付ける相談電話です。
人権にかかわる悩みや不安を感じたときは、ひとりで抱え込まずにご相談ください。
お住まいの地域を管轄する法務局につながり、相談は、専門の職員や人権擁護委員がお受けします。秘密は厳守します。
学校でのいじめ、家庭内での暴力、近隣とのトラブル、職場のパワーハラスメントなど、「これは人権問題かもしれない」と感じたら、一人で悩まず電話を。
また、法務省のウェブサイトからはインターネット相談も可能です。外国語相談窓口も整備されています。
▽相談窓口
・みんなの人権110番
【電話】0570-003-110
受付時間:午前8時30分から午後5時15分(土曜日・日曜日、祝日、年末年始を除く)
■仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を日常に
仕事は、暮らしを支え、生きがいや喜びをもたらすものです。
同時に、家事・育児、近隣との付き合いなども暮らしには欠かすことができないものであり、その充実があってこそ生きがいや喜びが大きくなります。
しかし、現代社会では「仕事に追われ、心身の疲労から健康を害しかねない」「仕事と子育てや両親の介護との両立に悩む」など、仕事と生活の間で悩みや課題を抱える人が多くみられます。
ワーク・ライフ・バランスの実現には、会社や家族など周囲の理解・協力が必要です。
社会全体で仕事と家庭を両立できる環境づくりを進めていきましょう。
■みんなでハラスメントのない職場に
職場のパワーハラスメントやセクシュアルハラスメント等の様々なハラスメントは、働く人が能力を十分に発揮することの妨げになることはもちろん、個人としての尊厳や人格を不当に傷つける等の人権に関わる許されない行為です。
また、企業にとっても、職場秩序の乱れや業務への支障が生じたり、貴重な人材の損失につながり、社会的評価にも悪影響を与えかねない大きな問題です。
働く人自身も、上司・同僚・部下をはじめ、仕事をしていく中で関わる人たちをお互いに尊重することで、みんなでハラスメントのない職場にしていくことを心がけましょう。
問い合わせ:人権・女性活躍推進課
【電話】452-1004
