くらし お知らせ《人権》

■情報を正しく見極める力
~メディア・リテラシーを身につけよう~
現代社会では、エスエヌエス、ニュース、動画配信などを通じて膨大な情報が飛び交い、誰もが簡単に情報を発信・共有できる時代になりました。
しかし、その情報が必ずしも正しいとは限りません。根拠のない噂や誤った情報、特定の立場に偏った意見が拡散されることで、社会に誤解や対立が生まれることもあります。

▽メディア・リテラシー
1.メディアを主体的に読み解く能力
2.メディアにアクセスし、活用する能力
3.メディアを通じコミュニケーションする能力

受け取った情報をそのまま信じるのではなく、『これは事実に基づいているのか』『誰がどんな目的で発信したのか』『一方的な見方に偏っていないか』といった視点で批判的に読み解くことが重要で、その情報を見極めるために、次のポイントを意識しましょう。
・その情報の出どころは信頼できるか
・感情的に偏る表現に流されていないか
・複数の情報源を比較したか
・自分の思い込みに影響されていないか

また、自分がSNSなどで情報を発信・共有する際にも、その内容が正しいかどうかを確認することが大切です。
軽い気持ちの投稿が思わぬ誤解を生み、誰かを傷つける可能性もあるからです。
一人ひとりがメディア・リテラシーを身につけることで、誤情報に惑わされず、安心して情報を共有し合える環境を築いていきましょう。

■人権啓発DVDの貸し出し
人権問題への理解を深めていただくため、さまざまな人権に関するディーブイディーの貸し出しを行っています。ぜひ、研修会・学習会などでご利用ください。
対象:町内の団体、グループ
貸出期間:原則1週間
貸出一覧:町ホームページをご覧ください
貸出方法:窓口へ申請書を提出
(注釈)電話やメールフォームで貸し出し状況の確認や予約ができます。

問い合わせ:人権・女性活躍推進課
【電話】452-1004

■インターネット上の人権侵害をなくそう
インターネットは、私たちの生活を便利にし、情報を共有したり、つながりを広げたりする大切なツールです。
しかしその一方で、SNSや掲示板などを通じた誹謗中傷、プライバシー侵害、同和問題に関する差別的な発言などによる人権侵害が深刻な問題になっています。
こうした行為は決して許されるものではなく、被害にあった方の尊厳を深く傷つけることとなるだけでなく、法的にも厳しく罰せられることがあります。
私たち一人ひとりに求められるのは、発信する前に『この言葉で誰かを傷つけないか』『事実に基づいているか』『自分が同じことを言われたらどう思うか』を冷静に考えることです。何気ない一言が、相手に取り返しのつかない傷を与えることがあります。
インターネットの向こう側には、私たちと同じように感情を持つ人々が存在します。
差別のない社会を実現するために、一人ひとりが思いやりと責任、正しい知識を持って行動しましょう。
また、もしも、インターネット上で人権侵害の被害を受けたときは、一人で悩まず専門機関へ相談してください。

問い合わせ:人権・女性活躍推進課
【電話】452-1004

■大阪府インターネット誹謗中傷・トラブル相談窓口『ネットハーモニー』
インターネット上の誹謗中傷やトラブルに関して幅広く相談を受け付ける窓口です。相談はライン、電話等で簡単にできます!ひとりで悩まず、まずは本窓口にご相談ください!

●相談窓口
対象:大阪府内に在住・在勤・在学されている方やその親族の方等

▽ライン・電話 相談
【電話】06-6760-4013
月曜日から土曜日:午後4時から10時(受付:9時30分まで)
第2日曜日:午後1時から6時(受付:5時30分まで)
面接・弁護士等専門家への無料相談は要事前予約

▽メール・ファックス・手紙 相談
メールでのご相談は、ホームページのメール相談フォームをご利用ください
【FAX】06-6760-4014
郵送先:郵便番号552-0001 大阪府大阪市港区波除4-1-37 エイチアールシービル8階
一般社団法人 大阪府人権協会『ネットハーモニー』

問い合わせ:大阪府府民文化部人権局人権擁護課
【電話】06-6210-9284