健康 [特集]マイナ保険証andマイナ救急 緊急時、マイナ保険証があなたや家族を守る! 1
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- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県神戸市
- 広報紙名 : 広報紙KOBE 2025年(令和7年)11月号
2016年に発行されて以降、マイナンバーカードの活用法は、どんどん広がっています。2021年10月からマイナ保険証の本格運用が始まり、今年10月からは新しく救急現場での利用が始まりました。今後、マイナンバーカードの更新を迎える人も多く、改めてマイナンバーカードの「今」をお伝えします。
※KOBEマイナ救急STORYは本紙またはホームページをご覧ください
■マイナ救急ワンポイント解説
マンガに登場した父親がマイナ保険証を持っていたので、救急隊はスムーズに搬送できました。そこで、マイナ救急のメリットを3つ紹介します。
◇メリット1 救急隊に正確な医療情報を伝えられる
突然倒れて会話ができなくなっても、かかりつけ医や飲んでいる薬などの情報をすぐに確認できます。
◇メリット2 搬送や処置がスムーズに
読み取った情報をもとに、救急隊は適切な病院を選べます。さらに、必要な応急処置を素早くできます。
◇メリット3 病院で治療の事前準備ができる
搬送先の病院では、到着前から正確な医療情報を把握できるため、治療の準備が早くできます。
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Q.マイナンバーカードって持ち歩いても大丈夫?
A.セキュリティは万全!持ち歩いても大丈夫です
・企画調整局デジタル戦略部 職員
他人があなたのマイナンバーカードを使って手続きをしたり、個人情報を調べることはできません。また、カード自体には、医療や税・年金などプライバシー性の高い情報は入っていません。もしもマイナンバーカードを紛失しても、マイナンバー総合フリーダイヤルで24時間365日いつでも一時利用停止することができます。
[持ってて良かった! マイナ救急の活用事例から]
CASE1 外出中に意識不明になった女性
食事中に意識を失い、床に倒れこんでしまった50歳代の女性。帰省中のためお薬手帳がなく、かかりつけ医から処方されていた薬が分からなかったが、マイナ救急により薬の情報を確認できたことで円滑に搬送先を選定できた。
CASE2 意識がもうろうとした男性
足がふらつき、意思疎通ができなくなった70歳代の男性。マイナ救急により確認できた薬の情報から、救急隊員が消化管出血による貧血を疑い、内視鏡検査や緊急輸血ができる医療機関に搬送。緊急手術の事前準備もスムーズに。
※注意…医療情報を確認するためには、マイナンバーカードを健康保険証として利用登録しておく必要があります。
マイナ保険証の登録方法は、次のページへ
