くらし 特集 災害への備えを見直そう 大雨や台風に備えよう!

初夏から秋にかけては、台風や前線の影響で、大雨、暴風、高潮などによる自然災害が発生しやすい季節です。水害・土砂災害のリスクは、正しく理解し、家庭や地域で準備しておくことで、被害を軽減し、また危機に際して冷静・適切に対処することで大切な命を守ることができます。

■「危険」を知ろう～マップで確認～
『相生市ハザードマップ』を活用し、どのような災害と被害が想定されているか確認しよう!

使い方の例：『洪水・土砂災害ハザードマップ』(浸水する地域や、深さが分かります。)
避難のサイン：河川の水位が上昇

◆土砂災害警戒区域とは?
○土砂災害警戒区域(イエローゾーン)
土砂災害が発生した場合に、住民の生命または身体に危険が生ずる恐れがあると認められる区域

○土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)
土砂災害が発生した場合に、建築物の損壊が生じ、住民の生命または身体に著しい危害が生ずる恐れがあると認められる区域

■「情報」を知ろう
大雨や暴風などによって発生する被害の防止・軽減のため、気象庁が、気象警報・注意報や気象情報などの防災気象情報を発表しています。気象情報に注意して早めに対策をとるようにしましょう。

◆警報とは?
重大な災害が発生するような現象が、約3～6時間先に予想されるときに発表されます。この猶予時間は、気象情報・注意報が防災関係機関や住民に伝わり、安全確保行動がとられるまでにかかる時間を考慮しています。ただし、現象の予想が難しい場合には、猶予時間を確保できない場合があります。

○「あいおい防災ネット」に登録しよう!
相生市の気象情報・地震・津波・土砂災害警戒情報などの緊急情報を、メール機能を使ってお知らせするサービスです。

登録方法：
(1)aioi@bousainetあてにメール送信または、左記QRコード(本紙参照)を読み取りメール送信
(2)返信されたメールの手順で登録

○市公式LINEで防災情報をGETしよう!
友だち追加をすると、「あいおい防災ネット」で送信された内容や、気象情報・ハザードマップの確認・避難所検索などの防災情報、暮らしに役立つ市の情報を手軽に入手できます。
受信設定は受け取りたい情報を選択することができ、いつでも変更できます。

登録方法：
(1)右記QRコード(本紙参照)を読み取り「追加」を選択
(2)はじめに、受診したい情報区分の選択やお住まいの地域などを設定してください。

■「避難の方法」を知ろう
災害が発生、または発生するおそれがある場合、市から避難情報が発令されます。

○高齢者等避難
避難に時間のかかる高齢の人や、障害のある人などは、安全な場所へ避難しましょう。上記以外の人も、危険を感じたら自主的に避難しましょう。

○避難指示
避難を開始する必要がある地域に対して、市が発令します。対象地域の人は全員速やかに危険な場所から避難してください。

○緊急安全確保
安全な避難が難しい状況。予定していた避難場所への避難が危険な場合は、自宅の上の階や、崖から離れた部屋に移動し、少しでも身の安全を確保しましょう。

■備えよう
※下記以外でも、必要なものは日頃から備えておきましょう。
災害の発生直後は、食料や日用品の確保が困難になります。公的な支援物資も、すぐに届かないかもしれません。平時から食料品などの防災グッズを備えておきましょう。

◆備蓄品
備蓄品は、災害発生直後から混乱が収まるまでに必要なものです。
最低3日分、できれば1週間分の備蓄をしておきましょう。

○食料など
・飲料水(1人1日3ℓ)
・食品類(アルファ化米、レトルト食品、乾パン、チョコ、野菜ジュースなど)

○衛生・健康用品
・簡易トイレ(1人1日5回分)
・トイレットペーパー(1人1ロール)
・常備薬
・ウェットティッシュ
・タオル
・除菌スプレー
・ラップ
・キッチンペーパー

○小道具・その他
・モバイルバッテリー
・携帯ラジオ
・懐中電灯
・新聞紙
・生理用品
・軍手
・毛布
・ポリ袋・ビニール袋

問合せ：危機管理課
【電話】23-7132