健康 クローズアップ豊岡(18)ー高齢者の方は特に要注意 熱中症は予防が大切ですー

熱中症は、例年5月頃から増加し、室内での発症も少なくありません。重症化すると死に至る場合もあるので、十分な予防対策が必要です。2024年の救急搬送状況では、高齢者が約6割を占め、発生場所は約4割が住居となっています。

◆熱中症の症状
症状:
・めまい、生あくび、大量の発汗、筋肉痛
・病状が進むと…頭痛、嘔吐(おうと)、だるさ、集中力・判断力の低下
対応方法:
・涼しい場所に移動する
・衣服をゆるめ、体(首や脇、足の付け根など)を冷やす
・水分・塩分、経口補水液を補給する
※症状が改善しない場合は、医療機関を受診してください。

◆熱中症予防のポイント
・暑さに備えた体づくり(十分な睡眠とバランスの良い食事、適度な運動)
・扇風機やエアコンで温度をこまめに調節
・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
・外出時には涼しい服装で日傘や帽子を使用
・吸湿性、速乾性のある通気性のよい衣服の着用
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす
・のどの渇きを感じる前からこまめに水分補給

◆熱中症に対する警戒情報
熱中症の危険性が極めて高くなると予測される場合は、警戒情報が都道府県ごとに発表されます。テレビやラジオ、天気予報サイト等で知ることができます。確認して予防行動を取ってください。

問合せ:健康増進課
【電話】24-1127