- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県川西市
- 広報紙名 : 広報かわにし milife 令和7年6月号
■「分電盤の点検に行きます」の電話に注意!
◇安易に点検させないその場で契約しない
事例:電力会社に委託されたという業者から「分電盤の点検をする」と電話があった。翌日、点検に来た業者から「分電盤が古いため漏電して火事になる可能性がある。すぐに交換したほうがいい」と言われた。漏電と聞いて心配になった。その日のうちに交換してもらい25万円を支払った。契約先の電力会社に確認すると電力会社とは無関係な業者だと分かり、交換の必要はないと言われた。(70歳代女性)
回答:昨年から、全国で分電盤(ブレーカー)の点検商法が急増しています。相談事例のように漏電すると不安をあおって契約を急かせたり、大手電力会社をかたって信用させるケースが目立ちます。
電話勧誘販売や訪問販売の場合、契約書面を受け取った日から8日間はクーリングオフができます。電話や訪問で点検を持ち掛けられても安易に点検させない、その場で契約しないようにしましょう。もし、契約する場合は複数の業者から見積もりをとり、比較検討することが大切です。
日頃から信頼できる専門業者の連絡先を調べておくと安心です。
※電気設備については、電力会社の委託業者が4年に1度、法定点検を実施しています。事前に調査日程と訪問調査員の氏名などが記載された「お知らせ」が届きます。点検時には必ず身分証を見せてもらいましょう。不在だと屋外点検だけですが、希望すれば改めて屋内の電気設備も点検してもらえます。
問合せ:消費生活センター
【電話】072-740-1167