くらし 若者×地域活動

■―学生×地域―
縁ある場所が使命の場所 社会変革の鍵は地域の中に

▽ISHIZUE(いしずえ)合同会社 建石大貴(たていしだいき)さん 関西学院大学4年生
こんなに美しい風景があるのか―。宮城県気仙沼(けせんぬま)市を拠点に関係人口を増やす活動を行うNPO法人でのインターンで見たまちの姿。景観だけでなく、人々の温かさや復興に懸ける熱意に触れ、“人”の存在の尊さに感動しました。そこで掛けられた「できることを探すのではなく、道を切り拓く人になりなさい」という言葉。「まだ見ぬけれど必要なものをつくる」という私の理念につながっています。
復学後、研究と並行し、里山地域で地域課題の解決を図る合同会社を立ち上げました。古民家活用の計画立案やリノベーションの設計・施工、移住の相談・支援など、ハード・ソフト両面で人と地域をつなぐ事業を手がけています。
昨年、私自身も高平地区の古民家に移住。地域の皆さんは温かく迎え入れてくれ、“美しい風景”を感じる幸せな時間を過ごせています。この場所だからこそできる、全国へ展開できる課題解決モデルの構築を使命として、学業と事業に励んでいきます。

▽会社を共に運営する 古家良和(こやよしかず)さん(ISHIZUE合同会社代表社員)
◎同じ志でつながったチーム
会議の第一声はいつも彼。徹底した情報収集と高い処理能力を武器に企画を生み出す発案者です。持ち前の行動力と素直さで、地域に飛び込んで経験を積み、目を見張るほど成長しています。「失敗もできて良かった」と発言するほどポジティブで、周りまで前向きにしてくれる一面も。共に社会課題の解決を志す頼もしい仲間です。