子育て 『健康』ワンポイントアドバイス

■「子どもの発達が心配」そんな時は気軽に相談を
発達障がいの認知度が高まり、「うちの子、発達障がいかも」と心配して来談する人が増えています。
発達障がいは、生まれつきの脳の機能障がいによって生じる特性で、親のしつけや本人の努力不足が原因ではありません。自閉スペクトラム症、ADHD、限局性学習症など、さまざまな種類があり、複数の障がいが重なって現われることもあります。障がいの程度や年齢、生活環境などによっても症状は違います。
周りが良かれと思い、無理に「治そう」「正そう」とすると、子どもにストレスがかかり、生きづらさを抱える場合があります。一方、周囲の理解が得られる環境の中で適切なサポートを受けると、社会への適応力を身につけ、自分らしく成長できます。

▼関わり方のポイント
▽個性や特性を知る
短所や苦手なことが目につきやすいですが、長所や強みを見つけて伸ばしましょう。

▽「当たり前」や「普通」にとらわれない
その子の考え方や感じ方を認め、受け入れましょう。

▽伝わりやすい方法を探す
大切なことは、その子にわかりやすい方法で丁寧に教えましょう。絵や写真、動画など、視覚情報を用いることが有効な場合もあります。

子育てに悩む時は、お気軽にご相談ください。一緒に考えましょう。

問合せ:子育て応援課
(【電話】664・0315)