くらし 【特集】丹波市が20 周年を迎えました

丹波市は、平成16年11月1日、氷上郡6町(柏原町、氷上町、青垣町、春日町、山南町、市島町)が合併して誕生しました。6町の大合併は全国でも例が少なく、丹波市は総面積493.21平方キロメートル、人口73,391人の自治体となりました。
11月3日、春日文化ホールで、丹波市制施行20周年記念式典が開催され、近隣自治体の幹部や市内関係団体、自治会長ら約300人が出席し、20周年の節目を祝いました。
市内で活動するダンスチームによるオープニングステージや谷公一衆議院議員らの祝辞のほか、20年の歩みを紹介する動画、お祝いビデオメッセージなどを上映しました。
丹波市誕生から20年を振り返ると、平成18年に世界的にも貴重な「丹波竜」化石の発見、平成26年豪雨災害の発生、そして令和2年には新型コロナウイルス感染症の流行など様々な出来事がありました。今回は、写真とともに丹波市の20年を振り返ります。

■平成16年
・県内3番目の合併市として丹波市誕生

■平成17年
・北近畿豊岡自動車道春日ICから氷上IC間開通
国道176号新鐘ケ坂トンネル開通、氷上保健センター・青垣住民センター完成など

■平成18年
・山南町上滝の篠山層群で恐竜化石発見
道の駅「丹波おばあちゃんの里」オープン、北近畿豊岡自動車道氷上ICから和田山JCT・IC間開通など

■平成19年
・市花「かたくり」・市木「もみじ」制定
丹波竜化石工房「ちーたんの館」オープン、丹波市初の認定こども園「認定こども園よしみ」開園など

■平成20年
・丹波竜マスコットキャラクターが「ちーたん」に決定
旧上久下村営上滝発電所が国の有形文化財に登録、春日自動車教習所民営化など

■平成21年
・丹波市音頭完成
恐竜列車ちーたん1号運行、一般県道沼市島線バイパス(市島町上竹田~八日市間)開通など

■平成22年
・丹波市消防署山東出張所が完成
旧上久下村営上滝発電所記念館が完成、市内小中学校に電子黒板導入など

■平成23年
・デマンド(予約)型乗合タクシー運行開始
「認定こども園あおがき」開園、東日本大震災被災地支援(~9月16日)など

■平成24年
・NHK夏期巡回ラジオ体操に3,000人参加
原動機付き自転車の「ちーたんオリジナルナンバープレート」交付開始など

■平成25年
・NHKのど自慢を青垣住民センターで開催
地域おこし協力隊(第1号)任命、800人を超える市民が参加した「恋するフォーチュンクッキー」完成など

■平成26年
・丹波市豪雨災害8月16日から17日にかけて降った記録的豪雨による甚大な被害
豪雨災害からの復興を祈念した大相撲丹波場所開催、認定こども園わだほか2園開園など

■平成27年
・丹波市クリーンセンター竣工
たんば黎明館竣工、看護専門学校開校、国道175号八日市橋開通など

■平成28年
・丹波竜実物大全身骨格模型の展示開始
丹波市手話言語条例施行など

■平成29年
・青垣地域4小学校が統合して青垣小学校開校
恐竜化石を活用した自治体連携協定締結(にっぽん恐竜協議会)、非核平和都市宣言など

■平成30年
・ケント市・オーバン市と姉妹都市提携を締結
母子愛育活動をご視察のため、秋篠宮(あきしののみや)妃殿下が来丹、丹波市の歌「このまちとともに」制定など

■平成31年
・県立丹波医療センター・市健康センターミルネ開設
全国自治体初全日制の有機農業を学ぶ「農(みのり)の学校」開校、市民プラザ開設など

■令和2年
・ギネス認定世界最小の恐竜卵化石発見
日本初、神戸大学との認知症予防・健康寿命延伸のための共同研究スタート、新型コロナウイルスの流行など

■令和3年
・福知山線全駅にICOCA対応改札機が導入
氷上回廊水分れフィールドミュージアムがオープン、阪神甲子園球場で全国高等学校女子硬式野球選手権大会決勝戦開催など

■令和4年
・重点「道の駅」丹波おばあちゃんの里がリニューアルオープン
国保青垣診療所医師2名体制に、電子図書館サービス開始、女子野球タウン認定など

■令和5年
・県内初となるオーガニックビレッジ宣言
山南中学校開校、吉見小学校と鴨庄小学校が統合など

■令和6年
・丹波市農産物の統合ブランド「丹(まごころ)のやさい」誕生
丹波市観光アンバサダーに新木宏典氏任命、竹田小学校と前山小学校が統合し竹山小学校開校、燃やすごみ袋料金を半額

■丹波市20周年おめでとう!

◇丹波市観光アンバサダー 新木宏典(ひろふみ)さん
・20周年おめでとうございます!
丹波市になっていろんなイベントごとがあることを知り、市がすごく盛り上がっているのをみて感動しています。これからも、ひとつでも多くのイベントに参加できるようにチェックしておきます。

◇Kiss FM KOBEサウンドクルー 藤原岬(みさき)さん
・丹波市に来る時は毎回おばあちゃんの里をお訪れています!
丹波市は、まち全体がジブリ映画のようなやさしい雰囲気に包まれているイメージです。丹波市には何度も足を運んだことがありますが、帰ってきたくなる素敵な場所だと思っています。20年の節目を迎えたこれからもそんな場所であり続けて欲しいと願っています。

◇Kiss FM KOBEサウンドクルー 近藤岳登(がくと)さん
・丹波市の子は純粋なイメージです。
昨年サッカー教室を開催した時、キラキラした目でボールを追っかけてくれていたのが印象に残っています。20年は人間でいうと大人になり、できることがたくさん増える年です。ぜひ、色んな事に挑戦して楽しんでいってください。