くらし 【健康情報】広げよう「献血の輪」

献血とは、病気の治療や手術などで輸血を必要としている人たちの尊い命を救うために、健康な人が自ら無償で血液を提供するボランティアです。
献血している人の約60%が50歳未満で、この世代が輸血医療を大きく支えています。若年層の献血者数は減少傾向で、少子高齢化がますます進む中、将来輸血できる血液が不足する恐れがあります。
今後も医療機関に安定的に血液を供給するためには、若年層の献血への理解と協力が必要となります。

■献血基準

※65歳以上は、60～64歳の期間に献血経験のある人に限られます。

■献血が必要な理由
血液は人工的に造ることができません。長期保管もできないため、常に新しい血液を確保する必要があります。毎日、輸血を必要としている人は多く、特にがん治療が約40%を占めています。献血は、こういった患者さんの命を救うために欠かせないものです。

◇総献血者数と年代別献血者数の推移

■献血がはじめての方へ
ケータイアプリ「ラブラッド」は、献血をしたことがない人でも献血の予約ができます。事前予約により、献血の待ち時間を短くすることができますので、ぜひアプリを利用ください。
また、市内では、兵庫県赤十字血液センターから献血バスがきて、献血を実施しています。実施日程については、市のホームページをご覧いただくか、健康課に問い合せください。

問合せ：健康課(健康センターミルネ内)
【電話】88-5082