文化 ボコブザ・ローラのぱらりらぽん

●第28話 言葉の壁を越えて読む
皆さんは新年の抱負はありますか?私の今年の目標は、たった一つ、日本語で小説をもっと読むことにしました。
本を読むのは好きですが、最近は主に英語で読んでいます。フランスに住んでいた頃、日本の小説を日本語ではなく、フランス語訳で読むことが多かったです。日常生活や仕事で使う日本語には慣れていますが、小説の言葉はまた異なり、よく調べながら読むことが多いです。振り返ってみると、英語を初めて読んだときも、同じように感じていました。しかし今では、英語を母語と同じくらい読めるようになったのは、あきらめずに読み続けたおかげです。
ところで、フランスでは毎年1月に「読書の夕べ」という文学イベントが開催されます。今年のテーマは「都市と郷」で、パリ、東京、そして朝来市に住んだ経験がある私には、特に心に響きました。イベントのホームページには、そのテーマに関連した日本人作家の本も紹介されていますので、これを機に、今年の一冊目の日本語の作品を読み進めていきたいと思います。

人権推進課国際交流員:ボコブザ・ローラ