- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県朝来市
- 広報紙名 : 広報朝来 令和7年6月号
福井県の公益財団法人丸岡文化財団が主催する、日本一短い手紙コンクール「第32回一筆啓上賞」に、今村明美(いまむらあけみ)さん(新井1区)の作品が大賞を受賞しました。
福井県坂井市では、徳川家康の家臣・本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てた「一筆啓上」で始まる短い手紙にちなんで、40文字以内で思いを伝える、日本一短い手紙のコンクールを毎年開催しています。32回目となる今回のテーマは「願い」で、国内外から3万9164点の作品が寄せられました。
今村さんは、夫の保(たもつ)さんに向けた作品を応募。「私は『オイッ』じゃ無いから。耳が遠くなったから近くで『あけみ』と呼んでね」と、短い文面から長年連れ添った夫婦の関係が読み取れるとして、審査委員から高く評価を受けました。
普段、竹田城跡のボランティアガイドとして活動されている今村さんは、「2回目の挑戦で、コンクールの大賞に選ばれ夢のようです。これからも、新たな挑戦を続けたいです」と、話されました。