その他 編集後記

今回の広報誌でご紹介した、「日本一短い手紙」として知られる一筆啓上賞。たった40文字でしたためられた短い文章ですが、相手との関係性や情景、込められた想いなどが、ありありと浮かんできます。誰かを想って選んだ言葉は、短くても心に深く残り、響くものなのだと感じさせられました。広報誌もまた、まちの出来事や暮らしに役立つ情報を伝える手段として、手紙のような役割を果たしているのではないかと思います。日々、表現の難しさに悩みながらも、少しでもあたたかみを感じていただける誌面を目指して、試行錯誤を重ねています。市民の皆さんの暮らしが豊かになることを願いながら、これからも誌面作りに励みたいです。(き)