文化 ボコブザ・ローラのぱらりらぽん

●第26話 栗の話
先月は栗をたくさん拾ったので、栗を使った料理に挑戦してみました。まずは日本料理として、栗ご飯を作ってみました。栗の皮をむくのはなかなか手間がかかりましたが、そのあとは炊飯器におまかせで、簡単に仕上げることができました。炊きあがった栗ご飯は、ほくほくとして、とても美味しくいただけました。
次に、フランスのレシピにも挑戦しました。「栗のヴルーテ」という、栗のスープのような料理です。栗、焼いた玉ねぎ、野菜のコンソメをミキサーでなめらかにし、生クリームを加えて仕上げます。最後にパセリなど、お好みのハーブを添えると、やさしい味わいのスープになります。
フランスでも秋は栗の季節で、パリの駅前では焼き栗を売る人たちをよく見かけます。10月のパリは気温が20度を超えることが少なく、少し肌寒いため、焼き栗を味わうのはこの季節ならではの楽しみです。
たとえ買わなくても、香ばしい香りと街の雰囲気だけで、気分があがります。

人権推進課国際交流員:ボコブザ・ローラ