くらし キラリ☆輝く 多可人-Vol.238-

■学ぶことが楽しい!すべてが夢の実現への材料
2025年度ロボットアイデア甲子園出場
浅野健斗さん
(加美中学校卒・西脇工業高校2年生)

「このままで多可町の農業はどうなるんだろう、という危機感を感じました。」
西脇工業高校ロボット工学科に通う浅野健斗さんは、昨年12月に東京で開催された「2025年度ロボットアイデア甲子園」に、兵庫県代表として出場しました。
例年、西脇工業高校では、3年生が出場する大会でしたが、浅野さんは自ら手を挙げ県予選に出場し、見事優勝を勝ち取りました。
「ロボットに対する見聞を深めたいというのと、人前で話す経験をしたいと思ってチャレンジしました。」
公務員の道に進みたいという目標のために、就職に強い学校を選んだという浅野さんですが、もともとロボットに興味があったわけではありませんでした。
「高校入学前はコロナ禍で、オンラインやIT技術が急速に発展しました。その経験から、ロボットやインターネットに強い人材になって、国や地方自治体で活躍する人材になりたいと思い、ロボット工学科を選びました。」
浅野さんが大会に向けて考案したロボットは、遠隔操作で都会にいても、地元で農作業ができるロボットです。
「近所の畑が休耕田になっていたり、高齢化で若い農業者がいない現状を知って、土地の活用に役立てるロボットを作りたいと思いました。1台で、アタッチメントを交換することでさまざまな作業ができるので、コストの削減にもなります。」
全国大会では、惜しくも準決勝敗退となりましたが、得るものは多かったようです。
「全国から集まった人たちや、大手企業との意見交換は、とても楽しく興味深かったです。将来、地元のため、兵庫県のため、国のために働ける人材になりたい。そのためにさらに学びを深めたいです。」
この情熱を、学びたい。