- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県太子町
- 広報紙名 : 広報たいし 2026年1月号
■体罰などによらない子育てを広げよう!
保護者による「しつけ」のためでも、体罰や暴言で子どもの身体や心を傷付けることは、法律で禁止されています。
また、全ての子どもは、健やかに成長・発達し自立する権利が保障され、保護者は、子どもを心身ともに健やかに育成することに一義的責任を負います。
■なぜ体罰はいけないの?
体罰などが繰り返されると、子どもの心身の成長・発達にさまざまな悪影響(感情や思考などをコントロールする脳の前頭前野の萎縮など)があります。
■しつけと体罰はどう違うの?
しつけとは、子どもの人格や才能などを伸ばし、自律した社会生活を送れるようにサポートすることです。どうすればよいのかを言葉や見本で示すなど、本人が理解できる方法で伝える必要があります。
◆これらは体罰です!
「何度も言葉で注意したけど言うことを聞かないので頬を叩いた」「いたずらをしたので長時間正座をさせた」「宿題をしないので夕食抜きにした」など。
■子どもとの関わり方の工夫
(1)子どもの気持ちや考えに耳を傾ける
相手に自分の気持ちや考えを受け止められることで、気持ちが落ち着き、大切にされていると感じます。問いかけや相談をしながら、どうするかを一緒に考えましょう。
(2)「言うことを聞かない」にもいろいろある
気を引きたい、子どもなりの考えがある、理解できていない、体調が悪いなど、さまざまな理由があります。「いやだ」という感情自体はいけないことではないので、危険・重要でない場合は、それ以上やり合わないのも一つ。
(3)子どもの成長・発達によっても異なることがある
年齢や成長・発達の状況により、できることとできないことがあります。子ども自身が難しさを抱えているときは、それに応じた手立てを考えましょう。
(4)子どもの状況に応じて、身の周りの環境を整えてみる
危ないものに触れないようにするなど、叱らなくてよい環境づくりを心掛けましょう。困った行動をする場合は子ども自身も困っています。子どもが自分でできるような環境づくりを工夫しましょう。
(5)注意の方向を変えたり、子どものやる気に働きかけたりしてみる
気持ちをすぐに切り替えるのことが難しい場合もあります。時間的に可能なら待つことも一つ。難しければ、場面を切り替えるなど、注意の方向を変えましょう。子どもが好きなことや楽しく取り組めることなど、やる気が増す方法を意識しましょう。
(6)「~しよう」と肯定的に分かりやすく、時には一緒に、お手本になる
「走らない」など否定だけでなく「ここでは歩いてね」など肯定的に、何をすべきかを、具体的に、また、穏やかに、近づいて、落ち着いた声で伝えると、子どもに伝わりやすくなります。「一緒におもちゃを片付けよう」と共に行ったり、やり方を示したり、教えたりして少しずつできるように進めましょう。
(7)良いこと、できていることを具体的に褒める
良い態度や行動を褒めることは、うれしい気持ちになるだけでなく自己肯定感を育みます。結果だけではなく、頑張りを認めることや、今できていることに注目して褒めましょう。
■保護者自身のポイント
否定的な感情が生じたときは、「深呼吸して気持ちを落ち着ける」「ゆっくり5秒数える」「窓を開けて風にあたる」「子どもに危険がないようにしてその場から少し離れる」など自分なりの工夫を見つけましょう。また、なぜそうだったのかを振り返り、書き出してみましょう。
■子育てはいろいろな人の力と共に
子どもを育てる上では、支援を受けることも必要です。子育て支援サービスを積極的に活用し、子育ての大変さを保護者だけで抱えないよう、少しでも困ったことがあれば、通っている学校園所や、こどもえがお課・さわやか健康課などへ相談ください。
周りの人は、子育て中の保護者が抱え込んだり、孤立したりしないように声掛けなどをして、必要な時は町や児童相談所などにも相談しましょう。
◆虐待かもと思ったら
児童相談所虐待対応ダイヤル
【電話】189(いちはやく)
※通話料無料
