- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県香美町
- 広報紙名 : 広報「ふるさと香美」 第244号(令和7年7月号)
■高齢者の帯状疱疹・肺炎球菌の定期予防接種
○帯状疱疹定期予防接種
令和7年度から、65歳の人を対象とした帯状疱疹定期予防接種が始まりました。当該年度の65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の人は5年間の特例措置、101歳以上の人は本年度のみの特例措置として実施します(令和12年度以降は、65歳の人のみが対象となります)。
帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが、免疫力低下などにより再活性化することで、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時には痛みを伴う水痘が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
対象者:本町に住所があり、(1)または(2)のいずれかに該当する人
(1)本年度対象の人
対象者の人は下表に該当する人で、5月に通知しています。
(2)接種日に60歳以上65歳未満の人で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な人(おおむね、身体障害者障害程度等級が1級相当の人)
※令和7年3月末日までに接種を受けた人は対象外です。
接種回数:2種類のワクチンがあり、接種回数は次のとおりです。
組換えワクチン(シングリックス)2回/生ワクチン(ビケン)1回
自己負担額:接種費用の2分の1
※接種費用は医療機関へお問い合わせください。
接種期間:令和8年3月31日まで
○帯状疱疹任意接種
本町では、50歳以上の人を対象とした帯状疱疹に係る任意接種助成事業を継続して実施しています。
接種を希望する人は、役場健康課または各地域局へお問い合わせいただくか、町ホームページをご覧ください。
○高齢者肺炎球菌定期予防接種
主に細菌やウイルスに感染することで肺が炎症を起こす肺炎は、日本人の死因の第5位となっています。そのうち、肺炎球菌によるものは成人肺炎の25%~40%を占めています。特に高齢者の重症化が問題となっていますが、予防接種を受けることにより、発病や重症化リスクを抑えることができます。
対象者:本町に住所があり、(1)または(2)のいずれかに該当する人
(1)65歳になる人(接種日の年齢が65歳の人が対象)
(2)60歳以上65歳未満の人で、心臓、腎臓、呼吸器の障害があり、身の周りの生活を極度に制限される人、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害があり、日常生活がほとんど不可能な人(おおむね、身体障害者障害程度等級が1級相当の人)
※過去に23価肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある人は対象外です。
接種回数:1回
自己負担額:4,300円
接種期間:
対象者(1)は接種する日が65歳の1年間(誕生月に個別通知しています)
対象者(2)は接種する日が60歳以上65歳未満の間
○高齢者の帯状疱疹・肺炎球菌の接種方法
医療機関に電話などで接種日時を予約の上、接種当日にマイナンバーカードなど本人確認ができるもの、予診票、接種済証を持参し接種を受けてください。
※施設入所などで町外にお住いの人も在住地の医療機関で受けることができます。事前の申し込みが必要ですので、役場健康課または各地域局へご連絡ください。
問い合わせ先:役場健康課