イベント すけっちしんおんせん~まちの話題~

■岸田川駅伝競走大会
10月19日、「第16回岸田川駅伝競走大会」を開催し、浜坂県民サンビーチを発着点とする周回コースで、小学生から一般まで全45チームが健脚を競いました。
時折小雨が降るあいにくの天候でしたが、沿道からの大きな声援と温かい拍手の中、選手たちは懸命にタスキをつなぎ、大会に向けて続けてきた練習の成果を出し切りました。

■レコード屋大賞
世界的にも希少なレコード針の生産地として、レコード文化の継承を目的に新設した「第1回新温泉町レコード屋大賞」の表彰式を11月3日に薬師湯前広場で行いました。「温」をテーマに募集した珠玉のレコード作品とエピソードには全国から162点の応募があり、幼少期から家族で新温泉町を訪れる際によく聴いた思い出の一枚として小田和正さんのアルバム「そうかな」を選んだ花畑拓海さん(西宮市)が大賞を受賞しました。表彰式後にはラジオの公開録音を行い、スペシャルパーソナリティーのばんばひろふみさんらが軽快なトークを展開。受賞作や名曲などをレコードで紹介し、会場は温かい音色と楽しい語りに包まれました。

■松葉ガニシーズン到来
11月5日午後10時ごろから、浜坂漁協に所属する底曳網漁船13隻(浜坂漁港7隻、諸寄漁港6隻)が家族や関係者などに見送られながら一斉に出港しました。
6日午前0時の解禁とともに漁を開始し、同日正午から浜坂漁協のせり市場で初競りが行われました。
初日の水揚量は、オス・メス合わせて約8.5トンで昨年を上回り、オスの資源量が回復傾向であるということで今後に期待ができる水揚げとなりました。競りは夕方近くまで行われ、市場内は漁業関係者や仲買人の威勢のよい掛け声で活気に満ちていました。
また、解禁初日に高級ブランドガニの一つである「浜坂がに煌星(きらぼし)」に2枚が認定され、うち1枚には180万円もの高値が付きました。
大賑わいの解禁初日とともに、いよいよ冬の味覚の王様のシーズンが到来しました。

■米寿祝品温泉プレゼント
米寿祝品として、希望者に対して湯村温泉の温泉を配達する「温泉プレゼント」事業を実施しました。
11月7日には、小谷一夫(こたにかずお)さん・幸惠(ゆきえ)さん(丹土)宅へ温泉約200リットルを配達し、ホースで自宅のお風呂へ注ぎました。
温泉をプレゼントされた一夫さんは、「湯村温泉の湯に自宅で入れるのは本当にありがたい。今日は何度も温泉に浸かって楽しみたい」と話していました。

■セコガニ給食
毎年恒例の「セコガニ給食」を、11月11日に各小学校で、21日に各中学校で提供しました。
このセコガニは、町内の子どもたちに旬の味覚を味わってもらおうと、浜坂漁業協同組合の船主組織「浜坂機船底びき網漁業協会」から学校給食センターに無償提供していただいたものです。
浜坂西小学校では、低学年の児童も先生に教わりながら一生懸命に身を取り出し、「甘くて美味しい」「家でもよく食べる。毎日でも食べたいぐらい」と満面の笑顔で頰張っていました。

■恒久平和祈念式
11月11日、夢ホールで「新温泉町恒久平和祈念式」を行いました。終戦80年を迎える今年度は、ロビーで「平和首長会議原爆ポスター展」も行い、参加した多数の来賓や戦没者遺族などが、戦没者を追悼し、平和への誓いを新たにしました。前半の「戦没者追悼」の部では、戦没者の冥福を祈り、参加者全員で黙とう、献花を行いました。後半の「平和の集い」の部では、ゆむら女声コーラスが平和の歌(唱歌など)を合唱し、平和祈念作文(事前に町内の小・中・高校から募集)の優秀作品の中から3名の児童生徒が発表しました。