- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県宇陀市
- 広報紙名 : 広報うだ (2025年10月号)
SMK株式会社と太陽生命保険株式会社、株式会社太陽生命少子高齢社会研究所と市ならびに市立病院が、8月21日(木)、包括連携に関する協定を締結しました。
この協定は、各社・団体の知見を結集し、認知症予防の啓発から自助の推進までの事業を地域住民に提供し、『認知症予防包括プロジェクト』を実施することで、認知症予防という社会的課題に取り組むというものです。
認知症予防啓発活動に加え、認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)の段階で適切な対策を行うため、MCIスクリーニングの機会を地域住民に提供し、市立病院への適切な導線を構築することを目的としています。イベントやセミナーを通じて、住民が「認知症に備えることの大切さ」を理解し、必要な支援につながる環境づくりを推進します。
MCIや認知症の早期発見・早期介入の重要性を地域住民に広め、予防と備えを促進することによって、高齢者の生活の質(QOL)の向上と家族の介護負担軽減、認知症への進行抑制と適切な医療への早期アクセス、地域包括ケアの強化といった効果が期待されます。
高齢化が進む地域である市は、すでに認知症に関する課題に直面しています。この度の包括連携協定に基づき、認知症への正しい理解を広め、安心して暮らせるまちづくりを目指します。
問合せ:政策推進課
【電話】82・3910【IP電話】88・9094
