- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県三宅町
- 広報紙名 : 広報みやけ 令和7年12月号
■ユースセンターで働く学生スタッフにインタビュー!
三宅町ユースセンターでは、現在6名の大学生スタッフが働いています。どんなきっかけでユースセンターと出会い、どんな想いで活動しているのか。三宅町在住の山口美桜(みーみ)、山下夏未さん(なっちゃん)と福井県出身で現在は天理市から通う宮垣修太さん(修々)に話を聞きました。
―三宅町YCで働くことになったきっかけは?
(みーみ) 最初は存在も知らなくて、たまたま広報「みやけ」を読んでいたら大学生スタッフ募集のチラシが折り込まれていたので、それを読んで応募しました。何かしら三宅に関わりたいなとは思っていたので、ちょうどいい機会でした。
(なっちゃん) 幼稚園からの友達でもあるみーみが先に働いていて、「一緒に働いてみない?」って誘われたのがきっかけです。その時に塾講師のバイトをしていて、子どもたちと関わる仕事もしていたので、やってみようかなと思いました。
(修々) スタッフの恩師の方から大学で誘われました。もともと自分は不登校の経験があって、課題意識を持っていたので話を聞いてみたいなと。相談できる大人がいることは重要だなと思っていて、ユースセンターがそういう場になり得るんじゃないかなと思いました。
―ユースセンターで働き出してきづいたことはありますか?
(みーみ) サードプレイスとしての役割を果たせているのかなというのは感じています。残念ながら私は教師じゃないので、普段の学校の姿は見られないんですけど、ここに来た子どもたちは、やっぱり本当の自分を出せているなと思うので、そこは居場所を提供している側として、やりがいを感じますね。
(なっちゃん) 自分が三宅に住んでいて、小学校や中学校の時に年上の先輩と関わることは、部活動の先輩とか限定的でした。ユースセンターに来て、全然歳が違う子たちがすごい仲良くしているのが私にとっては新鮮で、こういう関係もあるんだな、と。三宅にはこういう子どもたちだけで、先生や親がいない空間で、集まれる場所というのはあんまりないんで、やっぱり必要だと思いますね。
(修々) 三宅町の子たちは結構生き生きしてる。彼らと接していていいなと思うのは、彼ら自身が「意見をもっている」ところです。例えばみんなでとあるゲームをしている時に、自分は違うゲームがしたいと思った場合、それを言える環境にある。僕このゲームしたいから次ちょっとこのゲームしようよって自己表現できるのが、すごくいい環境だなと思います。
―ユースセンターでの経験を将来にどう活かしたいですか?
(みーみ) 今は一般企業に就職しようとは考えているんですけど、ユースセンターで働くという経験はすごく貴重なので、この経験を活かしていけたらと思います。2年ほど働いてて、協調性だったり、子どもたちに寄り添う力はすごい身についたので、この先も関わっていくだろういろんな人の心を受け止めたりするというのは、今後も活かせるんじゃないかなと思っています。
(なっちゃん) 三宅町ってすごい自然豊かで、田舎だけどそういう景色が好きというか、自然を守りたいとか、環境と関わりたいというのを高校生の時に思ったんです。それで今は公務員になりたいと思っているんですけど、地域と関わるという面では、今のようなこういう働き方は似ているのかなとは思っています。
(修々) 自分は今、教育系の道に進みたいなというのは思ってるんですけど、その上で、今ユースセンターに来れている子たちというのは、基本的にかなり元気な子たちが多いので。この経験を活かしながら、今後はちょっと元気がなくなってきた子、なくなりそうな子に、例えばフリースクールなのか他の何かなのかはわからないですが、そういった道に進めればいいですね。
―今後のユースセンターをどんなものにしていきたいですか?
(みーみ) センターの規模はどんどん大きくなっていくかなと思うので、私がもし社会人になっても定期的に三宅に帰ってきて、顔を出したいです。その頃には、今いる中学生も高校生になっていると思うんで、そういう関わりは断たずに一ユースワーカーとして、三宅町民として関わっていきたいです。それこそ今接している中学生の子たちが、大学生になった時に今の私たちみたいに働いてくれたりしたら嬉しいですね。
(なっちゃん) 小さい町なので元から人との距離は近いのかもしれないですが、その中でもやっぱり高校の時点で町外に出て、いろんな繋がりが切れてしまうのが課題だと思っていて、そういう意味では、ユースセンターが必要なのかなと思っています。だからもっとユースセンターを知っている大人が増えてほしい。もっと知ってもらいたいと思うし、ユースワーカーと子どもたちだけじゃなくて、もっと地域の人にどんどん子どもたちが関わってってほしいなと思います。
(修々) ユースセンターって、あくまで小さい空間なんですよ。そもそも三宅町自体が日本で2番目に小さい町なので。そんな中ですけど、このハイテクの時代なので、いろんな方法で世界を知ることはできると思うので、その力を蓄えるというか、それぞれの思考や視野を広げていける空間にしていければと思っています。
