くらし [人権コラム]「二十歳のつどい」に

輝かしい新春に、「二十歳のつどい」を迎えられる皆様に心よりお祝い申し上げます。
「二十歳」という人生の大きな節目を迎えられた皆様は、これまで支えてくださったご家族、先生方、そして地域の方々への深い感謝を胸に、社会の一員としての第一歩を踏み出されることでしょう。
成人年齢は18歳に引き下げられましたが、この「二十歳」という大きな節目に、改めて成人としての、自身の「権利」と「責任」を強く自覚されていることと思います。
そんな皆様に、特に、心に留めていただきたいことがあります。それは「人権」の大切さです。
「人権」という言葉を聞くと、難しい問題だと身構えてしまうかもしれません。しかし、特別なことではありません。それは、隣にいる人に「寒いですね」、「お元気ですか」と声をかける優しさや、自分とは違う意見にも耳を傾ける姿勢の中に宿っています。
私たちは、一人一人が異なる個性、異なる考え方、異なる背景をもっています。性別、国籍、障がいの有無、信条、生き方…。これらの「違い」は決して隔てるものではなく、社会の多様性と豊かさの源です。互いの存在を尊重し、認め合うことこそが、人権が守られる社会の確かな礎となります。
私たちが目指すのは、誰もが「居場所がある」と感じられる、温かい地域社会です。居場所とは、自分がもっている個性や「違い」を否定されず、安心して存在できる空間のことです。
皆様の世代には、固定観念にとらわれず、誰もが自分らしく生きられる「インクルーシブな社会」の実現に向けた、柔軟で力強い感性があります。どうか、自分自身の権利を大切にするとともに、身近な人から遠い人まで、すべての人の人権を尊重する「やさしさと、他者を思いやる想像力」をもった大人へと成長していただくことを心より願っています。
三宅町は、「誰もが安全・安心に暮らせる、人権が尊重されるまち」を目指しています。
皆様が、この三宅町で、そしてこの世界で、それぞれの夢に向かって力強く羽ばたき、光り輝く未来を築いていかれることを期待しています。

問合せ:教育総務課
【電話】0745-44-3079