- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県吉野町
- 広報紙名 : 広報よしの 2025年9月号 No.1042
◆HEART WARMING 温かい支援に感謝
◇吉野さくらWAON寄附金 利用金額の一部を吉野桜基金へ
イオンリテール株式会社より、吉野桜基金に対して寄附金が贈られることとなり、寄附金贈呈式が7月10日に吉野町役場で行われました。
イオンが展開している電子マネーサービスの一つであるご当地WAON「吉野さくらWAON」は、2011年に締結した、吉野町とイオングループでの産業振興・観光振興および地域の発展を目的とした業務提携の一環で実施されているもので、利用額の0.1%が寄附金として桜の保全などに役立てられています。今年は1,380,458円が寄附され、これまでの累計額は20,600,714円となりました。
6月末から新たに、スマホ決済サービス「イオンPay」の支払いで吉野さくらWAONを選べるようになったことで、今後の利用総額の増額が期待できます。
◆for Yoshino’s future 吉野の未来のために
◇さくら苑に新しい指定管理者 新指定管理者(福)太陽の村と協定締結
吉野三町村老人福祉施設さくら苑の現指定管理者「社会福祉法人朱鳥会」の指定期間が満了となることから、「社会福祉法人太陽の村」が新たな指定管理者となり、運営を担うことになりました。7月29日には吉野広域行政組合が(福)太陽の村と「吉野三町村老人福祉施設の管理運営業務に関する基本協定書」締結式を行いました。当日は、吉野広域行政組合の構成町村である、吉野町、川上村、東吉野村の各町村長と(福)太陽の村の理事長らが出席し、当組合の管理者である、吉野町の中井町長と(福)太陽の村の辻村洋子理事長が協定書にサインをしました。
今回の指定管理期間は令和8年4月1日から令和13年3月末までの5年間です。さくら苑では一緒に働くスタッフを募集しています。
◆HEART WARMING 人権のまちづくり
◇一人一人を大切に 令和7年度吉野町差別をなくす町民集会開催
7月5日、吉野町中央公民館大ホールで「差別をなくす町民集会」が開催され、150名が参加しました。開会行事では、主催者、来賓の挨拶、趣旨説明の提案があり、インターネットやSNS上で差別的な動画の投稿や書き込みが横行している現状について説明がありました。
記念講演では、健康・防災アドバイザーの小久保晴代さんを講師に招き、「吉野町の人権まちづくりは、“優しさと協力”から」と題した講演が行われました。講師は、「誰もが幸せに生きていくためには、人と人の繋がりが大切である。」と話し、体を動かす健康づくりや介護予防などの提案も行われ、あらゆる人権問題を考える機会となりました。
また、「差別をなくす強調月間」の取り組みの一環として、町中央公民館ロビーにて、吉野小学校児童の皆さんの「人権ポスター展」も実施されました。
町民の皆さんにおかれましても、「毎月11日は人権を確かめあう日」の実践を積み重ね、地域を見つめながら、一人一人が大切にされ、お互いに安心して生活できる「人権のまちづくり」にむけ、引き続き、取り組みの推進をお願いします。