しごと 福祉だより

■11月11日は「介護の日」
~介護の仕事を紹介~

◆介護の仕事ってどんな仕事?
介護職は、要介護者や要支援者が心地よく生活できるよう支援する仕事です。
主に利用者さんの食事や入浴、排せつなどの身体介護、歩行や移動の支援、施設の清掃やベッドメイキング、利用者さんのご家族の相談業務なども大切な仕事です。介護記録の作成や事務的な作業を担当することもあり、働く施設や立場によって、仕事内容や対応範囲が異なります。

◆十津川村の介護施設の種類と仕事内容
◇グループホーム
認知症の高齢者を対象に少人数で共同生活を送る施設です。
家庭的な環境でかつ顔馴染みの少人数で生活を送ることで、認知症の進行抑制や機能回復を目的とします。入居者の掃除、洗濯、調理などの生活援助がメインの仕事となります。
・太陽(大字折立)
・あきの里(大字平谷)

◇デイサービス
利用者が自宅から通う日帰りの介護施設です。
基本的には日中のみの勤務となり、利用者の送迎、食事や入浴などの介助、機能訓練やレクリエーションの企画・実施が主な仕事です。
・太陽(大字平谷)
・あきの里(大字平谷)
・高森の郷(大字猿飼)

◇特別養護老人ホーム
自宅で日常生活を送ることが難しい要介護3以上の人が入居する施設です。
介護度の重い入居者が多いことから、身体介護がメインの仕事となります。
・高森の郷(大字猿飼)

◇ホームヘルパー
利用者の自宅へ訪問し、介護サービスを提供します。
仕事内容は、食事・入浴・排泄など直接身体に触れる身体介護をはじめ、掃除・洗濯・調理などの家事面における生活援助、通院時の外出移動サポートなどです。
・太陽(大字折立)
・社会福祉協議会(大字風屋)

介護の仕事は大変きついイメージを持つ人が少なくありませんが、年々需要が増えており、高齢者が安心して暮らせるようにサポートする仕事で、公共性・社会福祉性が高く、誰かの役に立つことにやりがいを感じる人にもおすすめできる業種です。
未経験者も仕事をしながら資格を取ることもできますので、少しでも興味のある人は介護職の求人を調べてみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ:福祉事務所
【電話】0746-62-0901

■12月3日~9日は「障害者週間」
障害者週間は、多くの人が「障害者の福祉」について興味を持ち、理解を深めるとともに、障害のある人が社会、経済、文化その他のあらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的としています。

◇障害について理解しましょう
・障害は、誰にでも生じ得るものです。病気や事故は誰にでも起きる可能性があり、いつ起こるかもわかりません。
・障害は、多種多様です。また同じ障害でも、症状はさまざまです。
・障害は、外見でわかるものだけではなく、外見ではわからない障害のため、周囲に理解されず苦しんでいる人もおられます。
・周囲の理解や「ちょっとした配慮」があれば、活躍できることがたくさんあります。

◇こんな配慮をお願いします
・障害のある人が困っていそうな場面を見かけた時は、冷たい視線を送ったり、見て見ないふりはせず、温かく接してください。
・困っていそうな場面を見かけたら「何かお困りですか」と一声かけて、自分でできるサポートをしましょう。
・「障害があるから」と決め付けず、それぞれの個性や能力が生かせることを一緒に考えてみましょう。

◇萌 こころの相談室
[精神保健福祉 電話相談事業]
精神障害者および家族の支援をしている『社会福祉法人萌』では、障害者週間にちなみ、広く県民を対象にした「こころの健康相談」を実施します。
眠れない日や気分が落ち込む日が続く、やる気が出ない、不安でしかたない、精神科への受診や薬への不安など、こころの健康に関する相談を受け、つらい気持ちに耳を傾け、精神保健福祉の情報提供をします。
お気軽にご相談ください。秘密は厳守します。

実施日時:12月1日(月)~5日(金)いずれも9時~21時
相談電話番号【電話】0743-85-5639
費用:相談は無料(通話料はかかります)

お問い合わせ:社会福祉法人 萌
【電話】0743-54-0821(土・日・祝は休み)