くらし 令和7年 第4回 下北山村議会12月定例会《一般質問》(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県下北山村
- 広報紙名 : 広報下北山 2026年2月号
定例会では、議案に関係なく村の一般事務について質問することができ、これを一般質問といいます。
■質問者 北 德次 議員
質問:国道425号池原坂の改良について
国道425号池原坂については、これまでも村から狭隘(きょうあい)区間の解消に向けて、改良工事の実施について奈良県に対して要望を行っていただいていると思いますが、現状改良工事が行われていません。現在の進捗状況についてどのように把握しているのかお尋ねします。
答え:農林建設課長
以前より奈良県及び吉野土木事務所に対し池原坂の狭隘箇所の部分改良を要望しており、2年前に法面の災防工事と一部拡幅工事を実施していただきました。その後、昨年度末に池原坂全体の測量が行われています。最近では夜間の視界の悪さから道路法面に反射板の設置が行われ、さらに白線や舗装を含め検討をいただいている状況です。
質問:田戸・深瀬間の改良が進めば狭隘箇所は池原坂だけになる。どんな幅の改良になるのでしょうか。
答え:農林建設課長
池原坂では2車線化というのは、技術的に難しいと思われます。村としてはご指摘いただいた狭隘箇所を1.5車線化で改良を進めていただくよう要望しています。また、改良となると通行止め等を伴う工事になりますので、慎重に進めていただきたいと思っております。
■質問者 平井 清 議員
質問:下北山スポーツ公園におけるナイター照明の設置について
下北山スポーツ公園のナイター設備の必要性についてお尋ねします。記録的で深刻な猛暑に見舞われた令和7年の夏、サッカー合宿で約5,400人の学生の利用があったと聞きますが、どの団体も対応を求められたのが熱中症対策です。気温の低下が見込める夜間のグラウンド利用が出来るナイター照明設備を早期導入することで、今後の合宿ビジネスを少しでも有利に進めていけるのではないでしょうか。
2番目にスポーツ公園では通年、公園内の道路や敷地を利用し、夜間ウォーキングで体力づくりに取り組んでいる村民がいます。しかし全国で深刻な状況のクマ出没、クマによる被害の拡大から安全の為、夜間の体力づくりをやむを得ず断念している状況があります。フェンスで囲まれたグラウンドに照明設備があれば安心して安全に、日々の体力づくりに励むことが出来ます。あわせて、村民の体力づくりのための野球やソフトボール、サッカー等のイベントの夜間開催も通年を通し計画することが出来ます。
3番目に、スポーツ公園全体が防災道の駅に認定され整備に向けて取り組まれていますが、電気があれば照明設備は災害時の夜間作業や避難対応にも、役に立つとおもわれます。ナイター照明の設置について村の考えをお尋ねします。
答え:地域振興課長
夏休みの合宿利用では、熱中症対策として早朝練習が主体になっており、夜間練習の要望は現在のところ無い状況です。また現場の宿舎従業員の声として、もし練習が夜間になると、夕食や入浴の時間がずれてしまうため、人手の確保、超過勤務への対応など、現場のオペレーションが、大変になると聞き取りしています。
2番目としてナイター照明は村民のスポーツ機会の創出やウォーキングされる方の安全につながるのではないかということで、確かにそうかもしれません。ただ近隣の上北山村「やまゆり学園」にナイター設備がありますが、ナイターの利用は年間に10日から20日程度の利用だと伺っていますので、まずは村民アンケートなどを実施して、ニーズ等を把握していきたいと考えています。
3つ目、防災の観点から必要ではとの質問ですが、こちらも確かに災害時にナイター設備が整っていれば、便利かもしれませんが、防災道の駅の整備要件には入っていなかったため、防災の観点からの整備は計画しておりません。もし災害が起これば、グラウンド利用も考えられますが、その場合は投光器などで対応したいと考えています。
ナイター照明設置には4千万~5千万円程度の工事費が予測されますが、来年度も防災道の駅の整備工事でも予算が必要ですし、スポーツ公園の各施設や設備も現在老朽化しており修繕費や工事費等年々嵩(かさ)んでいる状況です。ナイター照明の電気代も1時間4千円~5千円、一晩4時間で2万円との試算がありますが、ランニングコストについては、現在スポーツ公園全体の経営見直し、収支の見直しをしているところで支出や固定費を抑え取り組んでいこうと思っているところです。
来年度になりますが、スポーツ公園の各エリアの、整備計画の策定を予定しており、そこにアンケート調査を盛り込み、合宿利用のチームや団体、村民の方々にニーズの把握の調査を行いたいと思っています。ニーズ調査をした後、費用対効果、優先度を勘案して、ナイター照明の必要性については検討していきたいと思っています。
答え:村長
基本的には課長の答弁のとおりですが、人口が減少しており財政状況等も踏まえ、建設コストやランニングコスト、そして現場の管理運営上のパフォーマンスや、費用対効果も検討していかなければならないと思っています。夏のサッカー合宿では現状、熱中症対策については、早朝練習などをして選手の健康を十分考えた練習メニューで実施していると聞いています。ただ管理運営上のオペレーションが問題じゃないかというのが現場の声であります。
いずれにしても、課長答弁のとおり、夜間ウォーキングや夜間スポーツの開催について、どれぐらい村民のニーズがあるのか、また合宿を利用されておられる方の、ナイター設置のニーズ等も整備計画策定過程において調査をしてまいり、その上で検討させていただきたいと考えております。
