くらし 【特集】再発見 図書館の魅力(1)

ページをめくる静かな音、窓から差し込む柔らかな光。放課後に友人と並んで本を読んだ学生時代の記憶や、調べ物に夢中になった時間―。
図書館には、青春の一コマから日常の風景までたくさんの物語がつまっています。今回の特集では、そんな図書館の新しい一面と懐かしい温もりなどを伝えます。この機会に図書館の魅力を再発見してみませんか。
河北図書館が進める図書館パワーアップ事業や、図書館司書・利用者の声などを通じて、「本と人」「人と人」がつながる場所の魅力をお届けします。ぜひご一読ください。

■図書館の利用状況図書館貸し出しランキング
1 成瀬は天下を取りにいく 宮島未奈/著新潮社
2 クスノキの女神 東野圭吾/著 実業之日本社
3 架空犯 東野圭吾/著 幻冬舎
集計期間は直近1年間

■図書館貸出状況(令和6年度実績)

■誰にでも愛される図書館を目指して
図書館は、人生のさまざまな場面で寄り添ってくれる場所です。これからみなさんが出会う喜びや楽しみ、時に苦しみや迷いに対して、本はそっと寄り添い、新たな視点や希望を与えてくれます。日常生活で体験できることは限られていますが、本を開けば、行ったことのない土地や未来の世界、過去の時代へと旅立つことができます。偉人との対話や空想の世界での冒険も、本だからこそ可能な体験です。
第3次紀の川市生涯学習推進計画では、気軽に本が読める「ほんよみスポット」の整備、学校図書館との連携強化、図書館サービスのデジタル化など、誰にとっても読書が身近になる取り組みを進めています。読書バリアフリーの推進により、年齢・性別を問わず、多様な人たちが安心して本と出会える環境づくりも進めています。
誰からも愛され、地域のみなさんの学びと心を支える図書館を、これからも目指していきます。雰囲気をふらっと味わいにくるだけでも大歓迎です。どうぞ気軽にお立ち寄りください。
紀の川市立図書館館長 小西晴久さん
好きな一冊:人は話し方が9割 永松茂久/著