- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県紀の川市
- 広報紙名 : 広報紀の川 令和7年5月号
広報紀の川・令和6年11月号で、令和5年度の収入と支出の決算額を公表しました。今回は、一般会計・各特別会計・病院や消防組合などの一部事務組合・青洲の里などの第三セクターの会計をすべて合算して作成した、市全体の財務書類から見る市の状況をお知らせします。
■1.貸借対照表[バランスシート]
※表示金額は万円未満を端数処理しています。
公共施設などの市が保有する財産(資産)に対し、どのような財源(負債・純資産)で賄ってきたかを表しています。
↓
▽市民1人当たりの貸借対照表
貸借対照表を住民基本台帳人口で割り、市民1人当たりの貸借対照表を表しています。
資産:263万円(負債…96万円+純資産…167万円)
人口(R6.1.1):59,578人
■2.行政コスト計算書
1年間の行政サービスのうち資産形成につながらない給付・人的サービスなどのコスト、使用料・手数料などの収入を表しています。
経常費用A:568億8,562万円
・人件費…83億3,733万円
・物件費等…152億3,688万円[委託料・消耗品費・光熱水費など]
・補助金等…179億5,732万円
・社会保障給付…145億6,328万円
・その他…7億9,081万円
経常収益B60億8,516万円
使用料・手数料など
純経常行政コストc=AーB:508億46万円
臨時損失D(資産除売却損など):9億6,286万円
臨時利益E(資産売却益など):1,103万円
純行政コストc+DーE:517億5,229万円
■3.純資産変動計算書
貸借対照表の純資産が1年間でどのように変動したかが把握でき、現在の世代までがすでに負担してきた部分の増減を表しています。
期首純資産残高:998億5,956万円
・純行政コスト…△517億5,229万円
・財源…513億6,860万円[市税・地方交付税・補助金など]
・その他…2億3,099万円
期末純資産残高:997億686万円
■4.資金収支計算書
1年間の現金の流れを表したものです。
どのような活動に資金を活用したかを表しています。
期首資金残高:68億7,481万円
当年度収支:7億6,360万円
・業務活動収支…46億3,048万円
・投資活動収支…△25億8,452万円
・財務活動収支…△12億3,039万円
・その他…△5,197万円
期末資金残高:76億3,841万円
問合せ:財政課(内線73451)