- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県倉吉市
- 広報紙名 : 市報くらよし 2026年1月号
■まち暮らし
石原 駿平(いしはらしゅんぺい)さん(30)
柔道整復師・鍼灸師
駄経寺町に鍼灸整骨院開業
石原 実季(いしはらみき)さん(32)
福祉業界で活躍中
◆使った補助金
・ふるさとでの新しいライフステージ支援補助金
・結婚新生活支援補助金
◆育ててくれた倉吉に恩返しがしたいずっとそう思っていた
成徳地区で生まれ育った駿平さんは、大阪で医療系の専門学校へ進学後も「30歳になったら倉吉で開業する」という明確な目標を胸に、大阪の整骨院で6年間経験を積んできました。
「小さい頃から見守り育ててもらった倉吉で、地域の健康寿命に貢献したい」そんな思いをずっと抱いていた駿平さんは、結婚を機に倉吉への移住を提案しますが、車の運転や友達がいないことに不安を抱える実季さん。そこで2人が向かったのが、大阪・梅田にある「ふるさと鳥取県定住機構大阪窓口」でした。大阪窓口から市の移住定住相談員につないでもらい、市内を案内してもらった際、「病院やスーパーなど、暮らしを前提としたガイドで倉吉での生活が具体的に想像でき、不安が軽くなった」と実季さんは話します。さらに補助金制度も後押しとなり、移住を決断したそうです。
移住後、鍼灸(しんきゅう)整骨院を開業した駿平さんは、「患者さんから野菜や観葉植物をいただくなど、人の温かさに触れる日々を送っています。休日は夫婦で温泉やカフェ巡りをするのが楽しみのひとつ。今後も夫婦で倉吉の暮らしを楽しみたいです」と笑顔で語りました。
◆2025年from関西→to倉吉
1.移住前から物件や補助金の相談でお世話になった移住定住相談員の鈴木さん(左)に近況報告
2.患者さんからいただいた観葉植物
3.関金温泉「せきがね湯命館」のお酢ドリンクで乾杯
4.兵庫から来てくれた友人に「清水庵」の餅しゃぶを案内
■やま暮らし
三崎 遼太(みさきりょうた)さん(30)
アオキ建設にて設計業務に従事
三崎 真衣(みさきまい)さん(30)
植物性食材のパンやお菓子をイベントやインターネットで販売
一華(いちか)ちゃん(1)
倉吉生まれ
◆使った補助金
・くらよし空き家バンク賃貸物件家賃補助金
・農家民泊支援補助金(観光交流課)
◆空き家をDIYしながら 家族で憧れの山暮らし
もともと都会より田舎が好きな2人でしたが、就職のため上京。コロナ禍でリモートワークの日々が続くなか、都会での暮らしに疑問を感じていた遼太さんに「こんな山暮らしがしたい」と真衣さんが見せたのが、東北の山間部で自給自足をする女性の暮らしを描いた映画でした。映画を見た遼太さんも「山暮らし」に前向きに。春に倉吉へ帰省した真衣さんが市の移住定住相談窓口に相談し、紹介されたのが関金町の山間部に建つ築43年の一軒家でした。
もともと「不便な地域にある古い家だから、欲しがる人はいないだろう」と空き家バンクへの登録をためらっていた家主を先輩移住者のクリスさんが説得。入居後、2人を快く迎え入れてくれた地域の人や自然の美しさに魅了され、その年の夏には集落の一員となりました。
当初は冬の厳しさに戸惑った遼太さんでしたが「ここの雪景色も朝夕の光も美しい。温かく過ごせる家を自分たちで作っていく過程を楽しんでいます」と話します。
現在は迎え入れる側として、都会の中学生を民泊家庭として迎え入れ、日々の暮らしの中にある倉吉の魅力を伝えています。
◆2022年from東京→to倉吉
1.ご近所のクリスさん宅で集落のみんなとピザパーティー
2.一華ちゃんの遊び相手になってくれる集落の人たち
3.寒かった風呂と脱衣所をDIYする遼太さん
4.体験型教育旅行で受け入れた中学生と、マリーゴールドの花を使って染物体験
詳細は、本紙P.8~9をご覧ください。
