くらし 【特集】おトクで快適 未来志向の暮らし方 ガマンしない!省エネ生活のススメ(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県倉吉市
- 広報紙名 : 市報くらよし 2025年6月号
6月は環境月間です。地球温暖化への対策に取り組むため、市も令和4年3月に、温暖化の原因となる二酸化炭素の実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」をしました。そして、今年度から「脱炭素社会推進室」を設置し、将来の世代も安心して暮らせるまちになろうとしています。誰もが豊かで快適な暮らしをするためには、私たち一人一人の取り組みが必要です。みんなで取り組みやすい方法を紹介します。
■いま、地球が大変!
地球の大気にはCO²(二酸化炭素)などの「温室効果ガス」が存在しています。近年温室効果ガスが増加し、赤外線が大気に蓄積されて再び地球を温めることで「地球温暖化」が進行しています。
■おしえて!温暖化の原因は?
室長 いたくら
くらすけくん こんにちは!
ここ約200年で機械を動かしたり電気をつくるためにたくさんの化石燃料(石油など)を燃やすようになったことで、CO²などの温室効果ガスが増えてしまったことが原因とされているんだよ
森の木は光合成でCO²を吸収してくれるけど、燃料や資材として多くの木が伐採され、森林が減少していることもCO²増加の原因となっているんだ
■温暖化の影響は倉吉にも!
このまま温暖化が続くとどうなるの?
ぼくのまちはだいじょうぶ?
市では令和5年8月2日に観測史上最高となる気温37.9℃が観測されました。気温が高くなることで、熱中症になる危険性が高くなり、農作物の品質の低下、大雨の頻発、台風の強大化による土砂災害・水害の発生頻度の増加が心配されています。
このまま温暖化が進行すると、夏が長くなり、春と秋が短くなるといわれています。また、生物の生息地にも影響を及ぼし、病害虫の増加や獣害の増加など私たちの生活や農作物に大きな影響を与えることが懸念されています。
人ごとではなくなってきているね
■脱炭素で暮らしやすいまちを目指して!私たちにできること
小さなアクションからやってみよう!
◇毎日の生活が省エネに!節電してみよう
・LED電球
電球をLEDに変えるだけでも立派な節電!
※蛍光灯は令和9年で生産が中止されます。
・クールシェア
家族が同じ部屋で過ごして使うエアコンを1台にしたり、図書館など身近で涼しい場所で一緒にすごす。
・すだれやカーテン
窓からの直射日光を防ぐことで室温を抑えられる。
断熱シートや複層ガラスもおススメ!
◇エコで快適生活!自然エネルギーを使おう
・太陽光発電and家庭用蓄電池
太陽光発電で作った電気を蓄え、夜間や停電時に利用でき電気代の節約にもなる。
・薪(まき)ストーブ
再生可能エネルギーでもある薪を使うことで環境にやさしく暖房費も抑えられる。
◇“移動”をエコに!smart move!移動手段を工夫しよう
環境に優しいハイブリッドカーや電気自動車も登場しているよ!
・自動車はエコドライブ
急発進せずやさしい運転を心がけてガソリンを節約。
・公共交通機関を利用
1人で車に乗るよりCO²を削減できる。
・自転車や徒歩で通勤
自動車から切り替えることで運動にもなって一石二鳥!
置き配BOXなどを利用して宅配は1回で受け取ろう!
◇“もの”の未来を決めるゴミの出し方にひと工夫
・分別でゴミを資源に
分別することで、資源として使えるものをリサイクルのルートに乗せることができる。
・「水切り」で生ごみを減量
水分が無くなると、焼却効率が良くなり、CO²の排出を削減!
イヤな匂いも軽減♪
ゴミ出しも楽に♪
捨てる前にギュッツ!と絞るひと工夫を!
問合せ:環境課脱炭素社会推進室
【電話】22-8168
【FAX】27-0518