くらし 【特集】おトクで快適 未来志向の暮らし方 ガマンしない!省エネ生活のススメ(2)

■倉吉ではどんな取り組みをしているの?
◇ボトルtoボトル水平リサイクル
皆さんが資源ごみとして出したペットボトルを新たなペットボトルに再生しています。化石由来原料から新たに製造する場合と比べ、CO²排出量を約60%削減できます。
リサイクルしやすくするためにつぶさずに出してね!

◇環境カレンダー
小・中学校に配布したよ
家族や職場で環境について話し合うキッカケにしてね!
自由研究にも!

◇クーリングシェルター協力施設募集中!
冷房設備が整っていて、危険な暑さから避難できる場所として市が指定した施設のことだよ

◇フードドライブ食品寄付活動
家庭などで余った食品を、子ども食堂、福祉施設、生活困窮者支援団体に寄付します
「食品ロス」を減らそう!
買いすぎない!使い切る!
残さず食べる!
寄付の受付は10月ごろを予定しています。

◇こどもエコクラブメンバー募集中!
緑化運動や清掃活動など身近な環境活動に取り組んでみませんか?
活動費を支援しています。
子ども(3~18歳)1人、大人(18歳以上)1人から登録可能です!

◇補助金を活用しよう!
▽経営者福高(ふっこう)対策事業費補助金
市内事業者の機械設備の更新による省エネ対策を支援します。
補助率:3分の2
上限額:30万円
※詳しくは本紙6ページをご覧ください

申込み・問合せ:しごと定住促進課
【電話】22-8129
【FAX】22-8136

▽薪ストーブ等導入事業補助金[先着順]
市内住居に、薪ストーブ、ペレットストーブなどを設置する人を支援します。
補助金額:本体や付属器の購入費の5分の1または総事業費の3分の1のいずれか低い額(上限3分の2180,000円)
※令和8年3月31日までに実績報告の提出が完了する事業が対象となり、設置工事着手前に補助金交付決定を受ける必要があります。

申込み・問合せ:環境課脱炭素社会推進室
【電話】22-8168
【FAX】27-0518

■interview 自然エネルギーをとりいれた暮らしかた
◇廣瀬周平(ひろせしゅうへい)さん一家の場合
昨年、家を新築することになり、ハウスメーカーの担当者に太陽光発電を利用した蓄電池システムの導入を勧められました。正直、蓄電池は高価なので、晴れの日が少ない山陰の冬でもちゃんと発電するのか?元が取れるのかという不安がありましたが、市の補助金があることや、曇りや雨の日でもある程度発電すると聞き、導入を決めました。
導入前は「これから電気代がどんどん上がる」というニュースを耳にし、実際に光熱費も高くなっていると感じていました。そのため、冬場などは光熱費を気にしながら生活することがありました。
新居では、全館空調システムを採用し、家の空調はエアコン1台のみ。今年の冬は低温設定でつけっぱなしでしたが光熱費は半分以下になった上、24時間家中どこでも快適に過ごせました。
今後も、アプリで発電量と使用料のバランスを確認しながら、上手に節電をしていきたいと思います。
節電しながら快適に暮らす!

■2050年ゼロカーボンシティ実現へ!未来に向けた暮らしよいまちづくりを
気候変動に無関心な人はいても無関係な人はいない
環境課脱炭素社会推進室
室長 板倉周也(いたくらしゅうや)さん

◇地球規模で進む温暖化
日本の温室効果ガス排出量は平成25年から10年間で27・1%減少するなど、温暖化対策の成果が現れています。
しかし、地球規模では大気中の温室効果ガスの濃度は増え続けており、猛暑や豪雨など、気候変動の影響が確実に身近な問題となってきました。

◇ガマンしない省エネで快適な暮らしへ
省エネというと我慢のイメージがありますが、長く使っている家電の買い替えや断熱リフォームなど、思い切って行動すると、経済的にも健康にも大きな効果が得られます。
避けられない温暖化による猛暑などを乗り越えるためにも、補助金や省エネ・再エネの利用など、無理をしない便利なエコ生活に取り組んでみましょう。

◇脱炭素先行地域に選定
市の耕作放棄地を活用した営農型太陽光発電の事業が評価され、環境省から全国のモデルとなる「脱炭素先行地域」に選定されました。
今回の選定を弾みに、市も2050年ゼロカーボンシティ実現に向けて皆さんと一緒に取組みます。一緒に「暮らしよし」な未来を目指しましょう!

問合せ:環境課脱炭素社会推進室
【電話】22-8168
【FAX】27-0518