くらし まちかどピンナップ

■~認知症の啓発と当事者の生きがいづくりのために~アルツハイマーDay希望の花プロジェクト
◇9月19日(金)
認知症月間に合わせ、倉吉農業高等学校で認知症当事者とその家族・支援者、同校フラワーガーデンコース生徒など約40人が、生徒が育苗した、認知症のシンボルカラーであるオレンジ色のマリーゴールドなどを協力しながら植えました。移植後、参加者は自分たちが植えた花々を見ながら、倉吉病院院内カフェ提供のオレンジゼリーをおいしくいただきました。完成したプランターは市役所第2庁舎入り口に10月2日(木)まで設置され、来庁者の目を楽しませていました。

■~若者も大人も自分たちのまちを自分たちで楽しく~関金ストア「ふれあい市」
◇9月28日(日)
関金ストアを拠点に地域のにぎわいと交流の創出を図るイベントが関金総合文化センターで開かれ、関金地区内外から約300人が参加しました。当日は関金ストアでの生鮮食品販売や関金住民によるダンスや朗読・バンド演奏披露などのほか、鴨川中学校生徒と鳥取大学地域学部学生による地元野菜とお弁当販売・昔あそびコーナーを実施。地区内から参加した鎌田鈴江(かまたすずえ)さん(74歳)は「みんなの協力でできた祭りです。大学生や中学生と話もできて楽しかったです」と話しました。

■~松戸市と倉吉市の脱炭素活動をクイズで学ぼう~松戸まつりイン2025倉吉市ブース出展
◇10月4日(土)
令和6年8月に締結した「松戸市と倉吉市との連携による森林整備の実施に係る協定」の取り組みを周知するため、松戸中央公園(千葉県松戸市)で開催された松戸まつりにブースを出展し、約500人が訪れました。来訪者は環境クイズや記念品配布に参加して両市が勧める脱炭素活動を学びました。メタバース体験ブースでは、バーチャル倉吉の体験会も実施。翌5日(日)にかけて、子どもから大人まで約100人が仮想空間で倉吉の観光地や特産品を楽しみました。

■~地域の大人に見守られさまざまなことに挑戦~高城地区セカンドスクール
◇10月1日(水)~4日(土)
高城地区の5・6年生11人が高城コミュニティセンターで親元を離れて3泊4日の共同生活を行いました。この取り組みは、高城地区子どもいきいきプラン実行委員会がコロナ禍も感染対策をしながら長年実施しているもの。最終日には、鳥取県漁業協同組合・岡部督(おかべただし)講師や地域ボランティア協力のもと、3枚におろしたアジをフライにして昼食にしました。計4匹さばいた杉本幸良美(すぎもとこよみ)さん(5年生)は、「初めてさばきました。家で家族にも食べてほしいです」と話しました。

■~旧国鉄倉吉線廃線跡の活用法や広域観光を考える~シンポジウム「廃線跡は地域を救う!?」
◇10月18日(土)
せきがね廃線跡まつり初日となるこの日、国鉄倉吉線廃線40年とNPO法人養生の郷設立20周年を記念するシンポジウムが倉吉市関金都市交流センターで開催されました。パネルディスカッションでは、未成線「南勝線」を調査する鉄道員・井伊哲也(いいてつや)さんやトンネルツーリズムプランナー・花田欣也(はなだきんや)さんのほか、本市と真庭市の地域団体、観光事業者、広田市長をパネリストに迎え、廃線跡の利活用を討議。住民や関係者約100人が観光と地域の振興を考えるきっかけとなりました。

■~テーマは「遥かな町へ」~福高祭2025
◇10月19日(日)
鳥取県中部地震から9年。復興への願いを込め、打吹回廊を主会場に、倉吉市が舞台の映画『遥かな町へ』のロケ地を巡るウオークやアートイベントなど多彩な催しが行われました。トークショーでは、映画『遥かな町へ』の監督・錦織良成(にしこおりよしなり)さんが「倉吉の皆さんの協力体制が素晴らしく、地元愛にあふれていた」と語りました。最後に、まちの復興と映画の成功を願い、参加者皆さんの手から色とりどりのバルーンが秋空へ舞い上がりました。