くらし いざという時のために知って安心 成年後見制度

■成年後見制度とは?
認知症や知的障がい、精神障がいなどによって判断能力が不十分な人は、財産管理や契約の手続きが難しくなることがあります。「お金の管理がうまくできない」「生活に必要な契約や手続きが難しくなった」など、不安を感じることが増えてきます。このような、判断能力の不十分な人を保護し、支援するのが成年後見制度です。
成年後見制度には、法定後見制度と任意後見制度があります。

■成年後見人等ができること・できないこと
〇できること
・通帳の管理や支払いなどのお手伝い
・書類整理や申請など事務手続きのお手伝い
・福祉サービス利用や入院手続きのお手伝い
・生活状況の確認

×できないこと
・掃除や洗濯、介護や看護
・手術や延命などの医療に関する同意
・連帯保証人、身元引受人になること
・結婚や離婚、遺言などの同意、取り消し、代理

成年後見制度を利用する時は、申立て費用や成年後見人等への報酬が必要となります。「制度を利用したいけど、申立てにかかる費用を負担できない」「成年後見人等の報酬が支払えない」人を支援するため、費用を助成する事業も行っています。
※助成対象要件の詳細については、下記へお問い合わせください。

成年後見に関する手続きなどお気軽にご相談ください♪
相談窓口:すこやか健康課 地域包括支援センター
【電話】52-1525