くらし 令和6年度の松江市の家計簿(決算)をお知らせします(4)

◆病院事業
◇収益的収支(税抜)
収益:117億7,253万円
費用:120億1,458万円
純損失:2億4,205万円

〔営業の概要〕
新規入院患者数は8,083人で、前年度に比べ75人(0.9%)の増となりました。また、入院延べ患者数は109,255人(1日平均299.3人)で0.2%の減、外来延べ患者数は163,965人(1日平均674.8人)で2.0%の減となりました。

◇資本的収支(税込)
収入:12億5,397万円
支出:17億5,890万円
差引:▲5億493万円

〔主な建設改良事業〕
前年度に引き続き、脱炭素化の推進のため、院内の照明をLED照明に改修しました。また、心臓カテーテル室・コンピューター室の空調設備の更新を行いました。
医療機器については、全身X線CT装置や超音波画像診断装置などの更新を行いました。

問合せ:松江市立病院
【電話】60-8000
【HP】『松江市立病院』で検索

◆水道事業
◇収益的収支(税抜)
収益:53億1,935万円
費用:52億2,973万円
純利益:8,962万円

〔営業の概要〕
6年度末の給水人口は182,984人で前年度に比べ1,185人減少し、有収水量(※1)は19,590,021立法メートルで30,629立法メートルの減となりました。
有収率(※2)は92.5%となっており、全国平均(89.7%、5年度値)に比べ高い水準となっていますが、引き続き漏水調査や漏水修繕を計画的に実施するとともに、老朽管の更新や耐震化を進めていくことで、有収率の維持・向上に努めます。
※1…お客さま使用によって収入のもとになった水量
※2…浄水場から市内へ送り出した水量のうち有収水量の割合

◇資本的収支(税込)
収入:20億9,045万円
支出:34億1,553万円
差引:▲13億2,508万円

※上記収入のほかに企業債2億6,610万円を6年度財源として翌年度に収入。
〔主な建設改良事業〕
耐震化事業として、矢田水系基幹管路(中央ループ行)、川津小学校、生馬小学校、中央小学校、大庭小学校行配水管耐震化工事などを実施しました。
設備整備事業は八雲町旧別所簡易水道再編整備事業、電気計装設備工事および持田配水池電気計装設備更新工事、四季ヶ丘ポンプ場・配水池電気計装設備更新工事などを行いました。

問合せ:松江市上下水道局
【電話】55-4888
【HP】『松江市上下水道局』で検索

◆下水道事業
◇収益的収支(税抜)
収益:74億3,245万円
費用:71億1,379万円
純利益:3億1,866万円

〔営業の概要〕
6年度末の処理区域内人口(※1)は、前年度に比べ1,601人減少し188,473人となりました。そのうち水洗化人口は177,806人で、水洗化率(※2)は前年度と同じ94.3%となりました。
使用料収入のもととなる有収水量は前年度に比べ71,524立法メートル減少し19,462,172立法メートルとなりました。
※1…下水道を使える区域内の人口
※2…処理区域内人口のうち水洗化人口の割合

◇資本的収支(税込)
収入:35億4,212万円
支出:61億4,437万円
差引:▲26億225万円

※収入のうち1億2,960万円は前年度支出、800万円は翌年度繰越額の財源。また、上記収入のほかに企業債2億2,250万円を6年度財源として翌年度に収入。
〔主な建設改良事業〕
下水道への接続を可能とするための管路および公共桝設置工事、揖屋処理分区東出雲町管渠更生工事、宍道町中来待地区公共下水道接続工事、通信装置の改良や制御盤の更新工事、過去に浸水被害のあった地域で雨水渠などの整備工事などを実施しました。