くらし 令和8年 市長年頭あいさつ

あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、令和8年の新春を健やかにお迎えのことと存じます。
昨年4月、出雲市長として2期目の市政のかじ取りを担わせていただくこととなりました。先人から受け継いだ出雲市を守り、育て、次世代へしっかりと引き継いでいくため、ふるさと出雲のさらなる発展に向けて、引き続き全身全霊で取り組んでまいる所存です。
昨年は、平成の大合併により新出雲市が誕生してから20年の節目の年でした。3月に開催した市制施行20周年記念式典では、これまでの歩みを振り返り、市民の皆さまと未来に向けて地域のさらなる発展を誓い合いました。
また、念願であった山陰道「出雲・湖陵道路」、「湖陵・多伎道路」が開通し、鳥取県琴浦町から大田市温泉津町までが高規格道路でつながりました。移動時間の短縮だけでなく、物流の利便性向上や産業・観光振興にも大きな効果がもたらされています。
そして、昨年末の大社町の宇迦橋開通と、この春の重要文化財旧大社駅のリニューアルにより、一層のにぎわいが期待されます。
本年2月には、出雲斐川インター企業団地が完成し分譲を開始します。また、湖陵地域でも新たな工業団地の整備を進めており、企業誘致を通じて地域経済の活性化と雇用の創出を図ってまいります。
本市は、多様な知見やノウハウを持つ民間事業者等と連携し、DXの技術も活用しながら地域課題の解決に努めてきており、昨年は、さまざまな分野で道筋がついたと実感した年でした。資金の市内循環を促進し、地域経済を活性化させるために、デジタル地域通貨「いずも縁結びPAY」の運用を開始しました。加えて、AIを活用した高齢者の見守り電話サービスの実証事業や道路パトロールを開始し、「いずもデジタルスタジオ」も開所しました。
さらに本年は、中山間地域の課題解決として、交通手段のない方々の遠隔医療や買い物支援の実証事業を実施する予定であり、こうした官民連携の取組をさらに加速し、拡大してまいります。
国の令和6年住民基本台帳人口移動報告によると、本市の社会増の人数は、中四国地方の市町村の中でトップとなりました。これは、本市が“選ばれるまち”になっている成果であり、この流れを一層強めていきたいと考えています。
本市には、ブランド力、多様な産業、豊かな自然と歴史文化、そして地域の絆など、他に誇るべき総合力「出雲力」があります。この強みをさらに伸ばすため、本市のまちづくりの指針である出雲市総合振興計画「出雲新話2030」を着実に進め、将来像である「出雲力で夢☆未来へつなげ 誰もが笑顔になれるまち」の実現をめざします。
結びに、新しい一年が、皆さまにとりまして健やかで実り多き年でありますよう、心からお祈り申しあげ、新年のごあいさつといたします。

出雲市長 飯塚俊之