くらし わたしたちを守る、わたしたちが守る、地域医療No.182

■小児医療についての学習会が開催されました!
9月26日に益田の医療を守る市民の会主催の第7回目学習会が開催され、市民の会会員を含む30名が参加しました。今回は益田赤十字病院第二小児科部長の中島香苗医師を講師にお招きし、小児医療や小児救急について学びました。
益田赤十字病院は島根県西部で唯一の地域周産期母子医療センターに指定されており、妊娠30週からの早産児対応を行なっています。また、医療的ケア児※1の治療やワクチン接種の推進、プレコンセプションケア※2の普及啓発活動など、行政や教育機関と地域で連携してさまざまな取組を展開されています。
一方、益田圏域の課題として小児科医の減少や看護師などの人手不足があります。救急医療のひっ迫を防ぐため、こども医療電話相談「#8000」、ますだ健康ダイヤル24(【電話】0120-506-103)、健康相談チャットボットを活用して、地域医療を守っていきましょう。
※1 医療的ケア児とは…人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な児童のこと。
※2 プレコンセプションケアとは…若い世代が現在の自分のからだの状況を把握し、将来の妊娠やからだの変化に備えて自分たちの健康に向き合うこと。

問合せ:市地域医療対策室
【電話】31-0213