健康 令和7年4月 隠岐島前病院に白石 吉彦(しらいし よしひこ)院長 再任

このたび、再び隠岐島前病院の院長を拝命いたしました。2001年から2020年まで本院の院長として地域医療に尽力し、その後2021年より4年間、隠岐島前病院で働きながら、島根大学総合診療医センターにおいて、島根県全域を見据えた総合診療医の養成に携わってまいりました。
いま、少子高齢化と生産年齢人口の減少が進むなか、地域医療の持続可能性が問われております。こうした時代において、島前地区で私たち医療者が果たすべき責務は、一人ひとりの命と生活を支え、地域全体の健康と福祉を守ることであります。そのためにも、職員一丸となり、住民の皆さまと誠実に向き合い、対話を重ねながら、地域に根ざした医療を実現してまいります。
これからも、安心と信頼の医療を提供できるよう努めてまいりますので、変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
白石 吉彦

◆黒谷一志前院長 退任のご挨拶
この度、令和7年3月31日をもって、隠岐島前病院院長を退任致しました。
振り返ると、平成19年4月から3年間、そして平成30年4月から7年間、計10年間隠岐島前病院で勤めさせて頂き、地域医療の一端を担うことができました。令和3年4月から4年間は院長として勤めさせて頂きましたが、コロナ対応、職員不足といった難局もあり、皆様にご心配をおかけする事も多くあったかと思います。その中でも多くの方々にご支援いただき、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。今後も再任される白石院長をはじめ全職員が、住民の皆さまに頼りにされる、より良い医療を提供し続けていくことを確信しております。
私自身は飯南病院に移りますが、引き続き島根の地域医療に貢献出来るよう尽力して参ります。
最後に、これまでのご支援、ご協力に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
黒谷 一志