くらし 高齢者に関する情報コーナー

■高齢者虐待を防ぎましょう
高齢者虐待は、高齢者の「人」としての尊厳を傷つける行為です。防止のためには、地域の「気づき」がその第一歩となります。あいさつや声掛けなど、まずはできることから始めましょう。
▽このような行為は高齢者虐待に当たります
高齢者虐待防止法では、次のような行為を虐待と定義しています。
・暴力を振るう、ベッドに縛りつけるなど動きを制限する(身体的虐待)
・放っておく、必要な医療や介護サービスを制限する(介護や世話の放棄・放任)
・脅しや侮辱、意図的に無視をする(心理的虐待)
・本人の預貯金を勝手に使う、財産を勝手に処分する(経済的虐待)
・本人が嫌がる性的な行為やその強要(性的虐待)

▽一人で抱え込まないで相談を
介護の負担を一人で抱え込んでいませんか?介護疲れやストレスは虐待が起きる原因となります。介護の負担が軽減されるよう専門機関や相談窓口を活用しましょう。

▽虐待を見かけたら
虐待は早期に発見して、第三者が介入することで深刻な事態になることを防ぐことができます。相談者の秘密は守られますので地域包括支援センターへご相談ください。

『高齢者とその家族が安心して過ごせるように地域全体で見守りましょう』

■脳の元気力チェック
「最近物忘れが増えたな…」と感じることはありませんか?
脳の元気力チェックでは、自身の物忘れの傾向を知ることができます。
認知症は、早期に発見し治療を開始することで、進行を遅らせたり、症状を緩和できる場合があります。
物忘れが気になっている人も、そうでない人も脳の元気力チェックをしてみませんか?
場所:希望する会場(自宅や地域包括支援センター窓口など)
対象:おおむね65歳以上の人や65歳以上の人で構成された団体・グループ
内容:タブレット(小型のコンピューター)を使用した質問(5分程度)や物忘れに関する相談など
申込方法:地域包括支援センターへ電話または直接申し込み

■介護予防出張講座
高齢者が住み慣れた地域で安心して元気に生活できるよう、専門の講師または地域包括支援センター職員が、各地区のサロンや老人クラブなどの会場に出向き、介護予防に関する実技や講話を行います。
日時:平日の9時~16時30分(おおむね1時間)
対象:市内在住の65歳以上の人で構成された団体・グループ
内容:運動、栄養、音楽、認知症予防、お口の健康など
申込締切:実施希望日の1カ月前
※お口の健康については、実施日の1カ月半~2カ月前までに申し込んでください。
申込方法:地域包括支援センターへ電話または直接申し込み
※各団体・グループにつき、年に1回の受講となります。

問合せ:2階、地域包括支援センター
【電話】62-9552