健康 高齢者のインフルエンザ・新型コロナワクチン定期接種のご案内

インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐため、65歳以上の人は、B類の定期接種としてワクチンを接種することができます。ワクチン接種は強制ではありません。ワクチンの効果と副反応のリスクの双方について理解し、本人の意思に基づいて接種を判断してください。
予防接種対象者:市内に住所があり接種日に(1)65歳以上の人(2)60歳以上65歳未満の人で心臓、腎臓、もしくは呼吸器の機能障害や、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害がある人
接種回数:各1回
接種期間:10月1日(水)〜令和8年1月31日(土)
自己負担額:高齢者のインフルエンザ…1,850円、新型コロナ…5,000円(昨年度と金額が異なります)
※生活保護世帯の人は、事前に申請することで無料で接種できます。
持参品:本人確認できるもの(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)
※対象者(2)に該当する場合は、医師の診断書や身体障害者手帳(1級)など、対象者であることが確認できるもの
実施医療機関:市内予防接種協力医療機関(下表)および県内相互乗り入れ協力医療機関
※予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。

表:市内予防接種協力医療機関
(★印は「かかりつけ患者のみ」が対象)

■ワクチンの効果と副反応
◇高齢者のインフルエンザ
発病後の重症化や死亡を予防する一定の効果があるとされています。主な副反応は、接種した場所の発赤・腫脹・疼痛など、全身症状としては発熱、頭痛、寒気、だるさがありますが、通常2~3日で消失します。まれにショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、発赤、掻痒感、呼吸困難など)が起こることもあります。

◇新型コロナ
ワクチン接種を受けると、感染した場合の入院や死亡などの重症化を予防する効果が認められたと報告されています。主な副反応は、注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱、リンパ節の腫れなどがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。まれに起こる重大な副反応としてアナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、ギラン・バレー症候群などがあります。

◎接種後に普段と変わったことがあった場合は早めの受診、または下記にご連絡ください。
〔岡山県新型コロナワクチン副反応相談窓口〕
・岡山県疾病感染症対策課【電話】086-226-7810〔月~金曜日/午前8時30分~正午、午後1時~5時15分〕
・岡山県予防接種センター【電話】086-225-2355〔月・水曜日/午後1時~4時〕

■ワクチン接種後の健康被害救済制度
予防接種によって健康被害が生じたと国が認定したときは、健康被害救済(医療費・障害年金などの給付)を受けることができますので健康増進課にご相談ください。

問合せ:健康増進課
【電話】955-1117