くらし 町民まんぞく量調査

■総合評価67.5点

町民の皆様の声を反映させた町政の運営と施策の推進を図るため「令和7年度町民まんぞく量調査」を実施しましたので、その概要をお知らせします。この調査は、総合計画・総合戦略に基づく施策や事業により、町民意識がどのように変化したかを把握するとともに、課題を検証し、今後の行政サービス向上や改善に活かすことを目的として平成27年度から実施しています。今年から調査項目を100項目から60項目に縮小して調査を実施しました。その結果に基づき町の現状をお伝えします。

▽まんぞく量調査年度比較

奈義町に住み続けたいと考える町民の割合は非常に高く、91.8%もの方が「住み続けたい」という意向を示しています。(内訳:「ずっと住み続けたい」(60.6%)「当分の間は住み続けたい」(27.7%)「転出することがあっても帰ってきたい」(3.5%))
また、町の自然環境への満足度が非常に高く、満足度トップ4がすべて自然や静かな環境に関連している項目となっています。
この環境を守っていくために町としては景観保全のための取り組みや、空き家に対する補助金の利活用の促進などを続けていきます。

▽上位5項目

一方で課題として浮かび上がったのが「公共交通」と「買い物の利便性」です。
調査によると、公共交通の満足度は過去5年で4.7ポイント低下しており、特に若年層(20〜40代)の不満が目立ちます。公共交通の課題は、町外との移動のみならず、町内での移動にも大きく影響していると考えられます。
買い物については自由記述の中で、「ドラッグストアや100円ショップが町に欲しい」という声が多数寄せられ、併せて「子育て支援の町なのにおむつが近くで買えない」という記述もありました。その一方で、「育児・教育の相談や支援を、必要に応じて受けることができる」のポイントは5年連続で上昇(72.4ポイント:令和7年度)していることから子育て支援に対して一定の評価がありながらも、子育て支援の町としての期待度の高さがあると考えられます。

▽下位5項目

■まとめ
本調査へご協力をいただきました、町民の皆様ありがとうございました。
町ではこの調査の結果を受け止め、町の魅力と課題をバランスよく解決していく努力を続けます。これからも奈義町の魅力ある未来に向けてともに歩んでいきましょう!