くらし 空き家対策支援事業について

奈義町でも空き家が増加しており、深刻な問題となりつつあります。
空き家は防犯上のトラブルを招くだけでなく、急速な老朽化による資産価値の減少、倒壊リスクや周辺の土地・物件価値の低下を引き起こし、放置は地域全体の課題となり得ます。
こうした課題への対処には、早めの「利活用」が重要です。空き家を売却や賃貸で市場に出すことで、新たな居住者を迎え、地域の活性化や不動産価値の保全が期待できます。さらに、所有者の税負担の軽減や所得増加の他、持続可能な町づくりへの貢献につながります。
空き家を放置せず、早めに「利活用」を進めることで、社会全体の利益を守りながら地域の可能性を広げていきましょう。
町では、空き家の利活用に向け各種の支援を実施していますので、ぜひご活用ください。

■空き家情報バンク制度
空き家情報バンク制度は、空き家を売りたい・貸したいと考えている物件を町に登録し、空き家を利用したい人と結びつける制度です。
登録するとホームページ等で情報発信が行われる他、物件の登録、購入等を行う際に、下記の補助制度を利用することができます。

■空き家利活用事業(中間管理事業)
空き家の流動化及び移住定住の促進を図るため、所有者から町が長期契約(12年)で空き家を借り上げ、町が改修工事を行った上で、入居希望者に賃貸する事業を実施しています。
しばらく利用予定のない空き家をお持ちの方は、空き家利活用事業をご検討ください。

■奈義町空き家対策事業補助金

※補助金の申請には事前相談が必要になります。お気軽にお問い合わせください
※除却工事補助は、令和8年4月1日以降に町外の事業者で除却工事を実施する場合、上限額が100万円になります

全ての家屋が将来空き家になるリスクを抱えています。居住者の死亡などで空き家になってしまってから対処を考えると、相続登記の課題などによりスムーズな利活用ができない場合がありますので、なるべく空き家になる前の段階で、空き家になった場合の対策をご家族などで考えましょう。

問合せ:情報企画課
【電話】36-4126