健康 ストレスについて考えよう! Vol.22

■一年の振り返りと新年の抱負でこころを育む時間を過ごしましょう
日本原病院では町の皆さんのこころの健康維持・増進のため、健康に関する記事を掲載させていただいています。昨年度のこころの健康づくりフォーラム後のアンケート結果から多くの関心が寄せられた「子どもの成長」をテーマにお伝えしています。
年末は、一年を振り返り、心を整える絶好の機会です。子どもと一緒に、その年の出来事や感情を振り返ることで、自分の成長やできたことに気づく時間になります。このプロセスを通して、子どもは自己理解を深め、来年に向けて前向きな気持ちでスタートできます。家族で「一年の振り返り」や「新年の抱負」について話してみませんか?

◇一年を振り返る3つのステップ
(1)話し合いの時間をつくる
「今年一番楽しかったことは?」「がんばって乗り越えたことは?」など、話しやすい質問から始めましょう。

(2)感謝や達成感を共有する
一年を通して感じた感謝をリストにしてみましょう。たとえば、「家族に応援してもらったことへの感謝」「友だちと助け合えた経験」など。
感謝や達成感を分かち合うことで、家族の絆や信頼感が深まります。

(3)新年の目標を考える
子どもが「やってみたい」と思える目標を一緒に考えましょう。
・毎朝、元気に「おはよう」を言う
・本を月に1冊読む
・友だちに優しくする
・苦手なことにも1回はチャレンジしてみる

◇まとめ
小さな目標でも、達成する喜びが自信につながります。子どもたちの心は、日々の生活の中で少しずつ育っています。安心できる環境、家族との会話、そして小さな達成感の積み重ねが、子どもたちの「こころの免疫力」を高めます。この年末は、家族や地域の温かいつながりを感じながら心を整え、新しい一年を明るい気持ちで迎えましょう。

問合せ：こども・長寿課
【電話】36-6700