くらし 空き家には適切な管理が不可欠です!(1)

空き家は、将来住む予定がある方や、賃貸や売却を考えている方にとっても、きちんと管理しておくことで資産価値を守ることができます。
ご自身で管理が難しい場合には、専門の業者に相談してみるのも一つの方法です。また、将来住むまでの間、空き家を誰かに貸して活用するという選択肢もあります。

■空き家の管理方法
◇内部
建物を傷めないためには、できるだけ頻繁に
・通風・換気通水(60分程度)…すべての窓・収納扉(押入れなど)の開放 換気扇の運転
・通水(3分程度)…各蛇口の通水 防臭、防虫のために、各排水口に水を流す
・清掃…室内の簡単な清掃
・点検…大雨や台風、地震のあとは点検を(雨漏りの有無、建物や設備の傷み、動物の侵入)

◇外部
ご近所の迷惑にならないように
・郵便物整理…ポスト、玄関への郵便物・配布物の整理
・敷地内清掃…敷地内の落ち葉やごみの掃除
・草取り・庭木の剪定…草取り、隣地や道路に越境している枝やツルの剪定、庭木の剪定、消毒

■[Q]放置空き家はどうして問題?
家は、古くても人が住んでいると風も通り、綺麗に保たれますが、住まなくなると急激に老朽化が進むものです。家が老朽化すると、様々な問題が…。

◇防犯上の不安
無人の状態が続くことで、放火や不法侵入などのリスクが高まる。

◇周辺環境の悪化
空き家の敷地が樹木に覆われたり、動物の棲みかとなり、隣近所に被害を及ぼすことがある。
不法投棄によるごみが敷地内に溜まる恐れもある。

◇倒壊の危険
長期間放置された空き家は劣化が進み、倒壊や瓦の落下などの危険性が高まる。周囲の住民や通行人に被害を及ぼす恐れがある。

◇コミュニティ活動の低下
地元の自治会は周辺の整備や清掃を続けているが、人口減少により地域コミュニティが弱体化する恐れがある。空き家の所有者との連携が途切れると、放置状態に拍車がかかる懸念もある。

◇景観の悪化
観光地や交通量の多い道路沿いの空き家は景観を損ない、地域の印象や地域経済に悪影響を与える恐れがある。

■[注意!]相続登記の義務化
不動産登記制度が見直され、令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されています。新しい制度では、正当な理由がないのに不動産の相続を知ってから3年以内に相続登記しないと、過料が課される可能性があります。